デジタル印刷機を導入し成功した会社ってどんな会社?

 

 この内容については、よく聞かれることです。私は、デジタルラベル印刷機に携わって17年目になりますが、ずーっと同じ質問の1つです。現在景気の良くない中、新規にデジタル機を導入しても・・・・・と不安が沢山あります。だから今でなく、今は蓄積の時期として考えるのも1つの選択です。みんながやらないから今やろうというのも選択の1つです。

 

 正直言いますと、デジタル印刷機を導入しても既存の印刷物(コンベンショナル)を変更しようとしても無理です。水性顔料インクジェットが少しカバーしているくらいで、UVインクジェットはほとんどカバーできていません。正直新規ラベル用と考えた方が良いと思います。

 

 ラベルも軟包装もできるデジタル印刷機を導入した会社は、ラベルから軟包装にシフトして売上アップを目指し今も活躍しています。確かに違う分野なので、ノウハウはなくとても苦労をされていました。しかしパートナーの協力を得て、確立していきました。

 

 デジタル印刷機は、可変数値、可変画像、真贋判定などソフトウェアでできることを形にしてくれるのでアイデアさえあれば、使える機械です。私の経験では、成功している会社は、トップダウンで各職場(調達、製造、マーケティング、製造など)からキーメンバーを招集し専任として短期間で立ち上げを行っています。基本は、会社の方針に対して現場が行動する。ここがとても大切なポイントだと思います(ボトムアップで行動)。当然メーカーや代理店もサポートしています。

 

 ラベルや軟包装まで行えるとなると、相乗効果で既存の印刷物も頂けるようになるようです。デジタル印刷機を導入することで、ブランドオーナーに直接提案をできるお客様も出てきています。現状では、デジタル印刷機は大きな収益を上げないかもしれませんが機械を通じてネットワークの拡大にはつながります。

 

 会社の事情はそれぞれ異なりますので、何かの参考になればと思います。