静電気の話
静電気は、どこでも起きて特に冬場は大変ですよね。この静電気は、いろいろと悪い影響を印刷工程で与えます。ロール紙なら、巻き出しの繰り出す部分で既に起こっています。一度除電してもまたローラーを通過すると発生します。厄介者です。これが発生すると、手にバチバチ来たり、枚葉仕上げならシートカット後揃えられなかったり、基材搬送で基材が下の板に密着して動かなかったり、電子写真方式の場合、非画像部のカブリや、インクジェットなら、正確に着弾しないなどたくさんの問題が出てきます。解決方法としては・・・・
- ファン式→効果は相当少ないと思います。
- 除電紐→一定の効果があるが、使い方を間違ってる場合が多い。基材に接触させず
5㎜程度開けて設置が望ましい。しっかりアースも取ってください。 - ブラシ式→定の効果があるが、使い方を間違ってる場合が多い。基材に接触させず
5㎜程度開けて設置が望ましい。しっかりアースも取ってください。 - 電極式→効果は一番高い。電気を中和する装置もある。
どの装置も、的確な位置に取り付けないと効果は出ません。静電気を測定する装置で測定し適切な場所に設置してください。小さな機械でも1カ所で足らない場合が多いです。
ちなみに、枚葉仕上げの場合、剝離紙裏に防湿処理がされている基材は、シートカット前に電極式の装置を取り付けると効果絶大でした。
装置に頼らず、まずは、環境を整えるのが一番です。22度±2度 50%±10%を保てればいいのですが、なかなかむつかしいですよね。
専門家に相談するのも1つですので、加湿器メーカーの話も聞いてみてはいいかと思います。
あと半年ありますが、冬場に向けて早め早めの対処を考えていきましょう。