枕ともに飲みかけのハイボール
炭酸の抜けた、きっと
生ぬるいやつ
どうやら風呂にもはいってないらしい
事を、肌触りで確認する
昨日の夜を思いだそうにも
ろれつが回らない
きっといつもと変わらず
横になってボーッとしてたに
違いないと
潜在意識が語りかける
また仕事に行く時間だと言う
意識だけが
空回り
さすがに飲みかけのハイボールの誘惑には
逆らわないほどの勇気もなく
ニコチンで火花をちらす
はしれ
はしれ
目的地のない
お気楽な
バックパッカー
荷物が多すぎて
背中が重い
からっぽの、ぼく
ザ ストリート スライダーズ/ のら犬にさえなれない