ビニール手袋と袋を持って

散歩といいながら目的はふきのとう


途中で畑仕事をしている友にあう


ふきのとうがたくさんあるところを教えてくれるがそこは遠い


まず昨年の記憶をたどりながら

見つけた時の嬉しさったら


調子にのって

友が教えてくれた場所まで

どんどんてくてく歩く歩く


黄緑色に芽吹いているそれは

遠目にもすぐわかる


めっちゃくちゃある!

嬉しすぎる!

教えてくれた友に感謝し

とる 歩く とる 歩く どんどん行く


まるでヘンデルとグレーテルだねと

娘に笑いかける


突然背後にガサガサと

笹が動く気配がする

振り向くと

杖をついたご高齢のご婦人であった


「びっくりした!」と思わず声が出た


聞けば、雪で折れた竹の整理に山に入ったとおっしゃる


ひぇー

お元気ですな


負けていられません

本日1万歩 歩きましたぞ

楽しいふきのとうがりであった

ふき味噌をつくります

ご飯がすすむぞー