むかしの手紙を漁るとともに
むかし録音していた
テープが出てきました。

高学年から
大人までやっていた
オリジナルラジオテープ
よりも古いテープ。

小学校低学年に
録音されたと思われる
都道府県の歌(オリジナル)

恐る恐る
テープを聴いてみると
幼なじみとの
バカ笑いから始まり
都道府県の歌を挟み
バカ笑いで終わりました。


今年一の
震えをいただきました。


『それでは歌います。山梨県のうた!やまに梨がいっぱい~るるる~…』

とか

『愛媛のうた!みかん~みかん~みみみみかんがスキ~…』


とか。
ひねるという発想のカケラもない
歌達が大半を占めるなかで
唯一

『みぃぃぃ゛~え゛ぇぇえ~』

って
老婆のような声色で
始まった
三重県のうた。


自分と言えども
ちょっと怖かった
意味不明な老婆の声。

三重の方
この場を借りてすみません。


でももっと怖かったのは
テープが
伸びたところでした。


熊本県の歌で
熊がノコノコやってきた~♪
とかうるさいくらい
デカイ声で歌っている最中に
事件が起きました。


ノぉぉコぉぉおお……
ノぉお…コ…コッコ…


ゲストで
宇宙人からの
メッセージかと。

不気味すぎたので
私はテープを止めました。

無駄に
体力消耗した一日に
なりました。