中学校の養護教諭と私 | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

今日ここ何年か歯科保健指導におじゃましていた中学校の養護の先生が

定年退職されました。


その中学校・・・

指導内容が他の中学とは違っていました。

中学は主に歯周病の話が中心なのですが

この先生が赴任してからは

「よく噛んで健康な体を作ろう」でした。

資料を作るのに2ヶ月は要してしまいました。


よく噛んでということは

噛む(咀嚼)の意味を考える

唾液の働き

よく噛むにはよい口の中(すなわち歯周病・むし歯にならない)

そして、染め出しの実習もあります。

など50分の授業では足りない訳です。

実際には時間を多くとってもらいました。


授業が始まる前の10分で歯科検診で歯肉炎と診断された生徒の

個人向け染め出し指導があります。


「食育」の分野まで少し入り込んで指導しました。


3年目くらいで、先生との掛け合いもよく、自分で言うのもなんですが

いい授業になったと思います。


そして今年あたり先生に県でこの授業を研究発表しましょうと

打診するところでした。


でも今日離任式・・・


いつものパターンでいくと

引き継がれる先生・・・

やる気がある、ない、はっきり分かれます。

もしかしてその中学校には呼ばれないかも・・・


せっかくいい授業だったのに・・・


でも、先生ありがとうございました。

私も勉強になりました。


近々その貴重な授業内容アメンバ限定ですが

ブログにアップします。

それを参考にして日本のどこかで

同じような授業を展開してくれたら幸いです。



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