今さらですが、歯科衛生士になって良かったことをお話ししたいと思います。
前のブログにも書きましたが、衛生士を志した理由がそれほど大した理由ではありませんでした。しかし、勉強していくうちに、プロとしての意識が芽生えます。患者さんに信頼してもらうためには臨床的な経験や、心理的な対応など、人間的に常に成長していかなくてはなりません。これは、どんな仕事でも同じです。私は人と接する仕事が好きなのでよかったと思っています。しかし、いいことばかりではありません。時にはクレームや医療事故などにも遭遇します。その対処の仕方も実は重要なのです。歯科といえども、目の前で人が倒れたらどうするかなど、いつも頭にいれておかなくてはなりません。
現在は、主人の整骨院のアシスタントや、経理事務です。最初はわからないことだらけで、正直いやになったこともありました。せっかく資格をもっているのに生かされない。
そこで、そういう私にもできる在宅歯科衛生士という道を選びました。主人は賛成してくれました。義母は「整骨院の奥さんが外で働くなんてみっともない」ということでしたが、義母には迷惑をかけないのでやることにしました。
なって良かったことなんといっても、「自分や家族の歯の健康を守れること」ですよね。
テレビを見ていると、芸能人の歯並びが気になります。私の家族も同じで笑ってしまいます。
東京で勤めていた時、芸能人のブラッシング指導の担当になりました。芸能人って本当に歯が命です。こちらが感心するほどです。今でもテレビに映っていると、どうしても口の中が気になります。子どもたちにプチ自慢しています。
衛生士だと歯科医の先生が気を使ってくれます。
子どもの矯正を担当している歯科医はとても話しやすいです。
衛生士同士の友達は話が合います。
歯科を通じて嫁ぎ先でもたくさんの友達ができました。
今中3の次女は衛生士に興味がないのかな?