バラセルバッテリーにしようと思ったのは、決してハイパワーを追求する為ではなく、ブラシレスや低ターンモーター使用時の通電効率を安定させて回路への負担を減らす為。また、セルごとのコンディションを整え易い状況を作って、バッテリーそのものを永く安定して使用出来る様にする為でした。

バラセル化によってむき出しになった端子がショート事故を起こし易いとか、それなりに技術の必要なハンダ処理が不可避であるなど、取り扱いに面倒な要素が増える事は間違い有りません。ですが“バッテリーの管理”という意味合いに於いて、より確実性を持たせることが出来るのではないか、という考えの下で、私は“バラセル化”を選んだのでした。


ところがどっこいしょ。  (;´Д`)ノ

結局はその“バッテリーの管理”そのものが私の手に余る状況です。

その大きな原因の一つは経験上解明済みです。『ハンダが上手く出来てない』って事です。

いろいろ調べてみても人に尋ねてみても、ハンダ処理に於いてまず重要であるのはその“道具”の様です。頭では分かっていたつもりですが、それなりに出力のあるコテとフラックスを使えばなんとかなると高をくくってました。

私が今まで使っていたのは、先がエンピツの様に尖った棒状のコテです。20Wの物から40Wの物に代え、これなら・・・と思ってましたが、実際には作業の確実性に欠けますし、時間もかかります。

バラセルを組む場合時間がかかるというのは、作業効率の問題以上にセルが長時間高温状態に晒されるというマズイ状態を作ります。結局はセルを傷めてしまい、本末転倒と相成ります。


回り道と無駄を堪能し、今回ちゃんとした道具を買うことにしました。  (ノ゚ο゚)ノ

gootのセラミックハンダゴテ“CX-100”です。ニクロムヒーターに比べて温度が下がりにくいセラミックヒーターを採用、コテ先は“7C”タイプというバラセルバッテリー組み立てに適した先の平らな大きめの物がついています。












今回はこのコテを使って“FM3900”のバラセルを5セルで組んでみました。GPのセルと同様に扱い易く性能の安定している、というのがこのFM3900です。期待してます。


まずはバッテリーにハンダメッキをしてゆくのですが、これがビックリするほどスムーズです。確実に乗ります。コテの先を水を含ませたスポンジでキレイにしながらやってゆくのですが、コテの温度が下がりすぎることもなく、私でも各セルごとに1~2秒ほどの短時間で処理する事が出来ます。正直「こうじゃないとダメだぁ」と思いました。

シャンテの上からもスッっと熱が伝わり、艶を保ったままのハンダがしっかりと流れてくれます。これならセルに及ぶ影響も最小限でしょう。

箱型のバッテリースペースを持つRB5に搭載する関係上、セルに直接コネクター部分をハンダづけすることができないのでL型シャンテを介してつけているのですが、シャンテそのものに熱が伝わり過ぎると先につけた方が外れてしまいます。つまり、コネクター端子とL型シャンテをつけたモノをバッテリー端子にハンダづけしようとすると、コネクター端子のハンダが溶けてポロリと落ちてしまうのです。その場合もちろんセルにもそれに相当する熱が伝わってるという事ですね。

しかし今回はそんなこともなく実にテキパキと組めました。端子同士の密着度も概ね良好で、しっかりとついている様です。











本当に最初からこうすべきでした。これから、という方には強く強くお勧めします。  ( ̄ー ̄;


後はセルのナラシと兼ねてコンディションを整える作業です。単セル放電器で深めに放電。そして1Cで充電です。深めに、といってもカット電圧は1.0V。放電電流を3.0A→2.0A→1.0Aと下げて行きながら数回放電してます。充電も満充電にはせず、約30分の2000mAh程度にしておきます。

バッテリーのナラシの方法や放電の仕方などは、調べれば調べるほど分からなくなります。ですのでイロイロ見聞きした中で一番バッテリーに優しかろうという方法を試すだけです。

ナラシはバッテリーの活性を上げるのが目的なので、途中少し休ませるだけで一気にやってしまいます。レースで勝つ為の圧倒的パワーは必要としないので充電も1Cまで。最初は満充電も避けます。

この方法でセルの本来の性能を充分引き出せるのかどうかは分かりません。でもそれなりに安定して使えるようになるのでは、と信じてやってます。  (*^ー^)ノ


今後、使用を繰り返してテゴタエが良好なら、もう一つくらい同じセルで組んでみてもイイと思ってます。

今までは、1mAhあたり1円以下のパックバッテリーばかり選んできましたからね。 (;^_^A

値段的には実はこいつもそうなんですが・・・・。



\630/セル・・・期待してるヨ!