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刈部三郎

漫画家、小説家、歌手

英語・ドイツ語・フランス語・韓国語など言葉の世界をはじめ

Mrs. GREEN APPLE(MGA)への愛、
漫画創作(漫画・イラスト・設定)、
音楽活動など、

好きなものや表現を、
ひとつのアトリエのようにまとめて発信しています◎

✨はじめに

こんにちは、刈部三郎です。
今日は ミセスGREEN APPLE『GOOD DAY』を“英語で読む” という、語学×推し活の二刀流記事を書きます。

私は 英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語を “かじる派” ですが、
その分、ミセスの歌詞にある言葉が
外国語になるとどう変化するか?
を感じる瞬間が多いんです。

今日はその中でも、
『GOOD DAY』という「軽やかで、なのに深い」曲 を英語で読み解いていきます。

Amebaは長い記事でも読んでもらいやすいので、
デザインを多めに入れながら丁寧に書いていきます🌱✨

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🎧 ①「期待をしていようが〜小さな優しさで」の英語的ニュアンス

まずは歌詞の冒頭。

期待をしていようが
どうにもならない様な浮世も
僕の中にある
小さな優しさで
どうにかなるかな

英語にするとこうなる。

Even if I keep hoping,
this transient world won't go my way.
But maybe—
with the small kindness I carry inside,
things might change.

ここでまず変わるのは、
日本語の「優しさ」の方向性。

🌸 日本語 → 気持ちの優しさ(内面)
🌿 英語 → 行動としての優しさ(外へ向かう)

small kindness には、
“誰かのための小さな行為”
というニュアンスが強い。

つまり日本語では“気持ち”。
英語になると“行為”。

英語で読む『GOOD DAY』は「小さなアクションの歌」になる。

これがまずひとつ大きな発見。

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🌍 ② 「巡り巡って、どこかの君に幸せが訪れればいいな」

この部分は、英語で読むと一気に“哲学”になる。

If it goes around and around,
and someday reaches “you” somewhere—
I hope happiness finds you.

ここで重要なのは “find you(あなたを見つける)”。

英語圏では
幸せ=動くもの
幸せ=流れていくもの
という象徴性を持つ。

日本語では「幸せが訪れる」は受動的。

でも英語では
“Happiness finds you.”(幸せがあなたを見つける)
という能動的な表現になる。

ミセスの歌詞は、
英語にすると「幸福は巡回する」という世界観になる。

🥚優しさは卵のように巡り巡る
🌱誰かの小さな行為が、知らない誰かの救いになる

そんな“循環の歌”だとわかる。

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🎨 ③ 「転がれば 笑って 泣いて 世界は忙しいけど」

転がれば
笑って 泣いて
世界は忙しいけど

英語にすると:

Life keeps rolling.
We laugh and we cry—
the world is always in a hurry.

ここで特筆すべき単語が rolling。

rolling には “自然と続いていく流れ” のニュアンスがあり、
Let it roll(まかせていこう)の語感もある。

つまり英語で読むと、
この部分は

「人生は流れていく。
泣いても笑っても、時間は止まらない。
でもそれでいい。」

という“流れに身を任せる哲学”へ変わる。

日本語の「転がれば」より柔らかく、
“運命を許す”感じが強い。

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🌱 ④ 「不安定な情勢も 時代と生きれば園?」

元貴特有の“園”の比喩。

英語だとこうなる。

Even unstable times
can feel like a garden
if we learn to live with the age.

garden(庭)は
知識より経験で理解される象徴。

  • 手をかけた分だけ変わる

  • 季節で表情を変える

  • 荒れれば雑草も生える

  • 完璧に管理できるものではない

英語にするとこの比喩がより際立ち、
「不安定も育て方次第で“庭”になる」
という深いメッセージになる。

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🔥 ⑤ 「君の中にある ちょっとした禍々しさで」

英語ではこうなる。

the slight darkness inside you

日本語の“禍々しさ”よりはるかに穏やか。
悪意ではなく“影”。

英語の darkness は
人間に必ずある影の部分
という意味が強い。

だから英語で読むと、

「影を持っていてもいい。
ただ、それを広げすぎないように気をつけよう。」

という優しさのアドバイスになる。

元貴の歌詞の“陰影の肯定”がここに表れる。

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🌈 ⑥ 「明るい希望を謳うのはダサいこと?」

英語だと:

Is it uncool to sing about bright hope?

uncool は英語で
“気取った人ほど嫌う概念”。

現代では“希望を語るのは弱い”“幼い”とされがち。

でも英語文にすることで逆に
「uncoolでも、希望を語れる人が強い」
というニュアンスが浮き上がる。

これはミセスらしい“正直さの肯定”。

泣きながらも、笑いながらも、
未来の話をする。

その姿こそ美しいという価値観が際立つ。

 

🌟 ⑦ 「胸が高鳴る方へ 向こうへ」──英語で読むと主体が“あなた”になる

行き先なんて 今は知らなくて良い
胸が高鳴る方へ 向こうへ

英語で訳すとこうなる。

You don’t need to know the destination yet.
Just go toward wherever your heart beats faster.

このフレーズ、英語にすると驚くほど強い。

日本語だと“柔らかい励まし”だけど、
英語では “主体(subject)” が明確になるため、

🌟 「あなたの心が決める」

というメッセージが前面に出る。

英語では “heart beats faster” という単語が特に重要で、

  • 直感

  • 高揚

  • 生きている実感

  • 未来が呼んでいる合図

という、文化的な意味が重なる。

日本語の“胸が高鳴る”より
エネルギーが増幅される。

つまり英語で読むと
『GOOD DAY』は「直感で人生を選べ」という歌になる。

これは大森元貴の曲に共通するテーマで、
英語にすることでその“芯”がさらに立ち上がる。

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🌙 ⑧ 「憎んで 嫌って 世界は騒がしいけど」

目が合えば
憎んで 嫌って
世界は騒がしいけど

英語にするとこうなる。

When our eyes meet,
we hate and resent—
the world gets noisy again.

英語は “hate”“resent”など
情緒を強く表す動詞が多い。

そして英語文化では
“視線があう=本音が突き刺さる瞬間”
という比喩が多用される。

つまりこのパートは、英語的に読むと

👉 **他者と関わると感情も揺さぶられる。

でも、それが「生きてる証拠」でもある。**

という心理描写に変わる。

英語のほうが“感情が生でぶつかる”イメージが強い。

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😂 ⑨ 「愛すべき茶番」──英語だと急に文学的になる

いつまで経っても
愛すべき茶番だけど

英語訳:

Life will always be a lovable farce.

farce は “茶番劇”。
だけど英語圏では

  • くすっと笑える

  • 不完全で愛しい

  • バカバカしいけど、それが人生

  • 失敗を肯定するニュアンス

がある。

英語で読むと、
『GOOD DAY』の “人生肯定力” がさらに強くなる。

日本語では少し自虐っぽいのに、
英語だと “笑いながら受け入れて前へ進む” 感じになる。

元貴の歌詞の “不完全な自分を愛す” という哲学が、
ここで一番よく出ている。

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🌿 ⑩ 「また今日も 繰り返して 凹んで 心は忙しいけど」

また今日も
繰り返して 凹んで
心は忙しいけど

英語にすると:

Again today,
I repeat, I fall,
my heart stays busy.

英語で “busy heart” は
“繊細で豊かな感性を持つ人” を象徴する言い回し。

だから英語的解釈では、

👉 **落ち込むのは感性がある証拠。

忙しい心は「生きている心」。**

と読める。

日本語よりも自己肯定的なニュアンスになる。

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🎶 ⑪ 「自然なグルーヴ」──英語では“音楽と人生の一致”

言えない日があるのも
自然なグルーヴ

訳:

Not being able to say it
is all part of the natural groove.

groove は
“揺らぎがあるからこそ成立するリズム”。

完璧じゃないリズム=ライブ感
揺れがあるから音楽になる
乱れも含めて“ノリ”になる

という意味。

英語文化では “groove = lifeの比喩” として広く使われる。

だから英語で読むと

🌈 **「弱さも言えない日も、生きてるリズムの一部。

むしろ欠けてる日がない人生なんて不健康。」**

という、めちゃくちゃ優しいメッセージになる。

日本語で読むより
人間をまるごと抱きしめる歌 になっていることに気づく。

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❤️ ⑫ 「私の人生は ほんと、素晴らしいもの。」

ここ、英語で読むと強烈に美しい。

日本語は少し「言い聞かせてる感じ」があるけど…
英語にするとこうなる。

My life is truly a wonderful thing.

“thing” は英語詩では
“存在そのもの” を包む言葉。

そして truly(本当に) は
“自分に嘘をつかない、本音の誠実さ” を表す。

でも曲の中では、
毎日落ち込むし、
世界は忙しいし、
感情は揺れる。

それでも、

❤️ **「私は私の人生を素晴らしいと思いたい」

という祈りにも似た宣言になる。**

英語で読むと抵抗がなく、胸にすっと入る。

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🌏 ⑬ 「言えない日があるのも自然なグルーヴ」再解釈

この歌で一番やさしい場所。

英語では groove が“ノリ・流れ・揺らぎ”だけでなく、
「人生の自然な振動」 の象徴になる。

だから英語で読むと、

👉ひとこと言えなかった日

👉何も出来なかった日
👉誰かと比較して沈んだ日
👉寝て終わった日
👉涙が出た日

これ全部 “自然な揺らぎで良い” と言っている。

ミセスの哲学の“優しさの核”がここにある。

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☀️ ⑭ 『GOOD DAY』を英語で読むと見える全体像

英語で読むと、この曲は


🌈【1】優しさは行為である

“small kindness” = 小さくても世界を動かす行動


🌍【2】幸せは「巡るもの」

“happiness finds you”
=幸福は旅人のように誰かを探す


🌿【3】人生の揺れ(泣く・落ちる)はグルーヴ

完璧じゃないリズムこそ“音楽”であり“生きてる証拠”


❤️【4】影(darkness)も抱えたまま進んで良い

人間の影を肯定するやさしい目線


🔥【5】直感で人生を選ぶ

“Go toward where your heart beats faster.”
=胸が高鳴る方へ


🌟【6】人生は茶番だけど、それが愛しい

“lovable farce”
=笑って泣いて、繰り返して、でも美しい


これを“英語で読む”と、
ミセスの音楽が持っている 深層の思想 が露わになる。

大森元貴の言葉は、言語が変わっても
「優しさと希望」を中心に回る宇宙 になっている。

だから『GOOD DAY』は
軽いポップソングに見えて、
実は 人生哲学そのもの。

語学で読むからこそ見える景色がある。

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✨おわりに

『GOOD DAY』は、英語で読むと
“弱さも迷いも全部抱きしめてくれる歌” だということが
より深く分かる。

この曲を選んでくれたあなたは優しいし、
その感性を言語にして残すことも優しさ。

ミセスの歌詞を多言語で読むシリーズ、
まだまだ続けていきます🌈✨