みっともない日本国の首相 | 方丈随想録

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「日本人は勤勉だ」などというが、働かずに遊んでいい暮らしをしたい、というのが人情で、それを詐欺とか業務上横領などの犯罪で実行している人は少なくない。小生の身近にも、1億円騙されたとか、5000万円騙されたとかいう被害者が出ている。犯人は捕まらず、被害者の泣き寝入りで終わっているが。基本的に、警察ができることは限られており、実質的には何らの救済はないのが一般的である。

被害者を責めるわけでもないのだが、被害者にも相当落ち度がある。騙した方が悪いのだが、騙された方も悪いのだ。騙された人に余りに隙がありすぎる。「バカは死ななきゃ治らない」というが、騙される人は死ぬまで繰り返し騙される。

そんな騙され癖をもった親のいる家庭は悲劇だし、騙されやすい人が経営している企業は突然死の運命が待っている。そんな話は世間には溢れるほどあるのだが、では国家のトップが騙されやすい人物であったならどうなるのだろう。国に不名誉と損害をもたらすのだが、国家はやすやすと倒産はしない。それをいいことにして騙され続ける首相をいただく国がアジアにある。その国は日本といい、首相の名前は岸田文雄という。

岸田が外相だった時、2015年に韓国と慰安婦合意を結んだ。岸田は得意満面で「不可逆的」という言葉に力を入れ、日韓間の難題を解決したと胸を張ったのだ。ところが、韓国の大統領が代わると、新大統領は慰安婦合意は無効でなかったことにと主張し、問題は宙に浮かんだ状態となった。「慰安婦」とその支援団体は日本国を訴えて勝訴し、財産の差し押さえも辞さないというところまで進んだ。慰安婦合意で得意満面の岸田は尹大統領を100%信用して日韓友好を促進すべく、徴用工問題を克服して達成感に浸った。しかし、慰安婦問題は未解決状態であることが露になり、徴用工問題も未解決である可能性がある。その他の日韓間の懸案もほとんど未解決状態なのだが、韓国大統領の微笑外交にどうやら騙されたらしいことにやっと気付き始めたのかもしれない。もしかして、岸田首相はまだ気付いていないのかもしれない。

人間一度は騙されても、二度目を騙されるのはバ〇というものだ。その程度の人物を首相に戴いている国民は不幸というしかないないだろう。