19日の展示会でのまとめパート2。
千葉大学のブースでトマトの食べ比べをしていたので、寄ってみました。
まず、一つ目。しっかりした歯ごたえのあるトマト。二つ目は、少し柔らかい感触のトマト。
味は、どちらも普通に美味しかったです。
何が違うのか?
一つ目は、トマトが青い時に収穫したトマトで、二つ目は赤くなってから収穫したトマトだそうです。
収穫時期の違いとのこと。
なんでそんなことをするのか?
普通は、赤くなってから収穫するので、スーパーに並んで消費者が手にするときには熟しすぎている場合がある。出荷できなくて捨ててしまう場合もあるそうです。
確かに、スーパーでは、柔らかすぎるトマトがあって、それは手に取らないなあなんて思いました。
千葉大学の方たちは、そこに目をつけて、生産管理をコントロールできれば、安定供給ができるのではと研究されているようです。
青い時に収穫して、温度管理で赤くして、ちょうど良い時に出荷するという管理方法。
これは面白いと思いました。なるほど~

では、味や成分はどう違うのか?
変わらないそうですよ。枝の最後の茎?からは成分はいかないそうなので、(説明が難しい)あとは日光で赤くなるだけで成分は変わらないとのこと。

どうしてこんなことを思いついたのか?
「毎日毎日、農業のことを考えているからです」と、爽やかな笑顔の学生さんが

これは面白い研究ですね。
今回は、時間があまりなく、気になったところを全部立ち止まれませんでした。
ソーラーシェアリングや植物工場、イチゴの一粒一粒を収穫できる機械。植物工場は廃校になった学校を植物工場にしているところもありました。
それにしても、農業で、こんなにたくさんの方が研究されているとは初めて知りました。
従事者の高齢化や跡継ぎ問題も抱える農業。どうしたら安定供給、安定収入に繋がるか、奥が深いです。
