東日本大震災から1年・・・ | 自分の人生だもの。「自分を生ききる、生き抜く」

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暖かな居場所で 手と手をつなぎ 心に明かりを灯す
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昨日で震災から1年が立ちました。


去年の3月11日のかつて経験したことがない揺れには本当に恐怖でした。

テレビから流れる映像は、いったい何が起こっているのか想像もできないくらい。


と同時に、うちのモニターさんたちは大丈夫だっただろうか・・・、そのことばかりが頭をよぎりました。

次々に連絡がくるのは仕事のキャンセルの電話で対応に追われる日でした。


今年こそと意気込んでいた矢先でしたのでショックを隠せず、その後、約2か月仕事がなくなり

途方に暮れ、それでも被災された方のことを思うと、こんなことなんでもないと思い、

ただただモニターさんたちのことが心配でした。


どうか無事でいてくださいと心から祈りました。


どのタイミングでメールをだしていいのかも判断がつかず・・自分に何ができるのかもわからず・・


結局何もできない自分で、情けなく悔しい思いでした。


昨日で1年たっても、映像を見る限りではまだまだ復興という言葉には程遠い現実。


この震災は、大きなものを失い、人の人生を変えてしまいました。

それは・・・、被災地の方々だけではなく被災地を実家に持つ人にとっても。。


私の家の近所でよく食べに行くお店があります。去年の4月から板前にどうしてもなりたいと修業にきた彼女。

出身が岩手ということは知っていましたが、最近になって知ったことは去年の震災で実家が全壊で

現在は仮設住宅にお母様が一人暮らしているとのこと。しかも、震災の半年前にようやく手に入れたマイホームだったと・・・。なんということでしょう。


彼女は、前に亡くなったお父様が板前だったこともあって、どうしても板前になりたいと強い決心で転職した。

きっと、想像ですが、先の見えない毎日を過ごされているお母様に少しでも喜んでほしくてお父様のあとを継ぐべく決意したんだろうと・・・。


私たちにできることは、できる限り食べに行って彼女を見守るくらいしかできないけれど・・。

是非頑張って板前になっていただきたいと心から思います。

そして、美味しい料理でお母様に笑顔を与えてほしい・・・。


この日を迎えるにあたり・・・、

「生かされた」ことに感謝し気持ちを引き締め、今日からまた1年少しでも復興・復旧にお役に立てるよう

頑張っていきたいと強く思いました。


あらためて、被災された方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして、1日でも早く復興・復旧でき少しでも笑顔が戻ってきますように・・・。


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