我が家のぴーちゃん。
10年前、知人に押しつけられた、ごくごくフツーのセキセイインコ。
ここ最近、ぴーちゃんの体重が落ちた。
鳥かごのヒーターの傍に寄り添って離れない。
アカン、こりゃ、市川の「鳥たちの病院」行きだ、と今日出かける。
そこの先生がなあ…こえーんだ…
「あなたね、なんで最近来なかったの?
ぴーちゃんが膨らむのは温度の問題でしょ!!
ヒーターがあろうが、室温を管理していようが、膨らんだら温かさが足りないのよ!」
「体重は毎日測ってるの? ここ最近の一番多かった体重は?
水はどれくらい飲んでるの? 餌はどれくらい食べてるの?」
(鳥の水の量なんかわかるかー!?)
あーたらこーたら30分のお説教…、ではなく有難いご指導。
餌の管理もできない飼い主が来た日には、コテンパンどころじゃない。
私の前に並んでた親子なんかは半泣き状態。
ホテチ、食わせたんだって。…究極のアホ親子だな(・_・;)
最後にこうだ。
「10年って言ったらちょい悪オヤジよ、15年だって16年だって生きるのよ。
きちんと飼ってれば」
(う…、自信ねえ…)
だって寿命7年ってペットショップに書いてあった…。とは言えない…。
先生、こえーからな~、行きたくないんだけど…、
ぴーちゃんにとっては最高の病院だな。
とにかく鳥想い。ぴーちゃんには最高に優しい。
もらった薬で数時間後には、ヒーターから離れ、
いつものひっそりたたずまいに( ̄▽+ ̄*)
せいぜい買っても数千円もしないセキセイインコを飼うとき、15年も一緒に暮らせると想像するだろうか。
鳥を飼う人って、鳥好きならともかく、「鳥くらいなら…」って理由で飼う人が多いように感じる。
私には、15年元気でやってもらうことを前提に、セキセイインコを飼う自信はない。
オウムならともかく…。長生きするし。
この考えが浅はかなんだな。
大きい動物だからとか小さい動物とか、高いとか安いとか決して差をつけてはいけない。
先生の最後のセリフが、
セキセイインコ1羽でも覚悟を決めて飼わなければいけないんだと言われた気がした。