さて
ちょっと前に
触れた
について
だけど
日本でも
話題になった様なので
ご存知の方も
いるかもだけど
私も
80年代
まだ日本に居る時に
その話題は
耳にした様な
気がするけど
カナダに住んでいても
そこまで
耳にする事もなく
だったり、、、
で、、、
ふと
気になって
ちょっと調べて
みたのだけど、、、
カナダのアザラシ猟の
歴史は長く
先住民により
約9000年前から
行われていたそうで
アザラシは
カナダの先住民
イヌイットにとって
毛皮販売による
現金の源
のみならず
燃料、衣類、ボート、
テント
等々、、、
として使われる
文化の要であったそう
そして
16世紀末に
ヨーロッパからの
入植者により
ニューファンドランド州近くの
海峡で
商業アザラシ猟が
始まり
イギリス人とフランス人
により
確立され
アザラシ油や皮が
故国に輸出されてたそう
そして
1964年
カナダ国営放送
CBCフランス語版
の援助金を受けた
モントリオールの
映画制作会社が
作成した
「氷盤上の高貴な
アザラシ達」
と題した
アザラシ猟を取材した
番組の試写を
観た
ドイツ生まれの
モントリオールの
ドイツ語版
週刊誌の
編集者の書いた
「殺伐の島」
と題した記事が
欧州30社で転載され
たのが
欧州における
アザラシ猟反対
運動の
引き金になったのだそう
その記者の方は
アザラシ猟を実際に
見た訳ではなく
番組を観ただけで
残酷さだけ
を
誇張して
記事が書かれて
しまったのだけど
その番組中の
捕殺シーンは
実は
やらせだった
と言う話もある
らしいけど
全くもって
無責任な話な
訳だけど
今となっては
検証する手立てもなく、、
そして
もう一人
アザラシの魅力の
虜になり
人生を「アザラシ保護」に
捧げたのが
69年に
創設された
国際動物福祉基金
IFAWの
創設者でもある
ウェールズ出身で
カナダに移民してきた
ブライアン・デイヴィースさん
そして
ブライアンさんが
アザラシ猟廃絶の
為の
戦術として
使ったのが
「愛くるしい
アザラシの赤ちゃんの
血生臭い撲殺シーン
をメディアで
発信する事」
で
そして
それは大成功で
彼の思惑通りに
事はすすみ
つまりは
明らかに
メディア操作
だった訳で
彼はメディアの力を
良く理解していた
だったのだ
そして
次の戦略が
金髪女優を
使う事
そこで
起用されたのが
フランスの女優
ブリジット・バルドー
それによる
効果も大で
これが結局
活動に有名人を
起用する
の走りだった
らしい
その後
カナダ産アザラシの
輸入先の90パーセントが
欧州である事が
判明し
78年に
キャンペーンに
着手し
その結果
84年から
カナダは
アザラシの赤ちゃんの
皮と製品は
欧州連合に輸出
出来ない事になり
カナダの
商業アザラシ漁師に
大きな打撃を
与えたそう
更に89年には
動物保護団体からの
圧力を受け
赤ちゃんの捕殺は
禁止され
ニューファウンドランド州は
ど田舎で
本当に仕事が
無いらしく
一番の
産業であったのは
タラ漁で
漁師達は
夏場はタラ漁
そして
冬はアザラシ猟をして
生活をしていたそう
だけど
アザラシ猟の
衰退で
アザラシが
増えすぎて
アザラシは
大量の魚を食べる
らしく
魚が減り
漁業漁も
廃れてしまった
と言う話もあり
アザラシ猟を
する事で
バランスが取れてた
と言うのも
あったらしい、、、
そして
確かに
活動家のターゲットは
白人による
商業アザラシ猟
だったのだけど
結果として
一番の被害を受けて
しまったのは
アザラシの捕獲で
生計を立てて
アザラシ肉で
栄養補給を
していた
北極圏に住む
イヌイット達で
イヌイット達は
欧州連合の輸入禁止から
は除外去れていた
のもの
結局は
イヌイットに
よって捕獲された
革製品も市場から
消える運命に
なり
北極圏は
物価も非常に
高いらしく
貧困が酷いらしく
イヌイットにとっても
アザラシ猟は
良い収入源
だったのに
それを失い
更なる貧困に陥り
国の福祉で
生活せざるを得なく
なり
生きる希望を
失い
自殺率も増えた
のだそう
その後は
アザラシ漁は
廃れつつも
続行されてはおり
80年代以降ちょっと
下火になった
反アザラシ猟運動が
2000年代にまた
活発化し
2006年
ポール・マッカートニーと
前妻が
アザラシ猟を
終結するよう
カナダ政府に
抗議する為に
米国動物愛護協会と
共に
商業アザラシ漁が
行われている
セントローレンス湾の
氷盤上を訪れ
アザラシを抱きかかえ
海洋哺乳類侵害罪に
問われるところだったり
とか
州知事との
会談で無知ブリを
暴露したりも
したらしいけど、、
そして
ポールマッカートニーの
奮闘で
2009年
欧州連合では
全てのアザラシ製品の
輸入は禁止
となったそうで
カツ
それでも
飽き足らず
2015年
また
ポールマッカトニーは
アザラシ猟の終焉の
更なる呼びかけ
をしてるそうで、、、
ここまで来ると
虐めか
嫌がらせか
ただのバカか
はたまた
単なるお金の
為か
解らないけど
感じる事は
皆同じの様で
カナダでは
かなり酷評
されてるけど
そのくせ
ライブで
ちゃっかり
儲けてったけど
他にも
モリッシーも
反対派ならしく
その為
カナダツアーはずっとして
おらずだったけど
今年は15年振りに
来るのだそう
アザラシ猟については
カナダ国内では
特にここ西では
あまり話題にも
ならないけど
「カナダ人は
残忍なアザラシ猟
をする
野蛮な国民」
と言わんばかりの
情報が
世界中で
出回ってる様だけど
日本にまでも
確かに
映像を観ると
残酷に見えるかも
だけど
現在は
赤ちゃんの捕殺も
禁止されてるし
捕殺の仕方も
研究の末
より人道的な方法
に変えられたり
とか
アザラシの
適正な管理をする
とか
色々
規制され
個人的には
カナダの
アザラシ猟には
なんら問題はない
だと思うし
アザラシ肉は
一般市場では
買えないけど
動物の肉に比べ
鉄分、カルシウムが
豊富で
オメガ3も豊富
なのだそうで、、、
食べてみたいよな~~
だし
カナダ政府は
(前首相ハーパーさん)
アホみたいな
世論にも
負けずで
アザラシ商業捕獲を
支持するそう
で
その国には
その国の事情がある
な訳で
今更だけど
アザラシ猟を
阻止を先導してるのは
実は
ポールマッカートニー
だった
と言う事を
知ったわけだけど
イギリス人やフラン人だって
ウサギ
食べるじゃん
だし
ハッキリ言って
無知で傲慢な
ミュージシャンは
社会の害
にしかならない
よなと思う
が正直な所で
ある