人を嫉妬に狂わせる脳内物質の正体

女性の場合 ライバルに嫉妬心を燃やしたときや 捨てられる恐怖に襲われたときでも 相手を肉体的に傷つけたりするケースは非常に少ない 問題を理解しようと努め 話し合いで解決しようとする傾向も強い ただし努力が全て失敗に終わると ストーカーと化す者もいる 約37万人のアメリカ人男性がストーカー被害にあったと報告している そのほとんどが 18歳から39歳だった

男性と違って 女性ストーカーの多くは精神的にほかの問題も抱えていることがある しかしメールや手紙や電話をしょっちゅうよこしたり いきなり姿を現わしたりと 自分を捨てた相手に取り憑かれたように付きまとう点は 男性と同じだ 元恋人の玄関で寝起きをしていたという女性までいる

恋と同じく 憎しみも盲目だ なかには極端な暴力に走る者もいる そしてその暴力をかり立てているのは…少なくともその一部は…脳内の化学物質である 愛する人から拒絶された人間は まずは抵抗する これはドーパミンとノルエピネフリンのレベルが急上昇することにともなう反応だ この天然刺激剤のレベルの上昇が 高い集中力と荒々しいエネルギーを与えるのだろう 脳内でドーパミンのレベルが上昇すると セロトニンにレベルが減少する事が多い そしてセロトニンのレベルの低下は 他人にたいする衝動的な暴力と結びついている

「破壊的な反射作用」 心理学者 ウィリアム・ジェームス 

痴情犯罪を引き起こした責任はきちんと負うべきである 実際人間は衝動を抑制するための脳内メカニズムを進化させてきた しかし 破壊的な反射作用とよばれる 狂暴性が潜んでいる そしてみじめな思いをした男女のなかには それを押しとどめておけない者もいるのである


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