THE M/ALL 「音楽xアートx社会をつなぐ都市型フェス」 | 兎生活。

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2018年5月26日(土)、THE M/ALL 「音楽xアートx社会をつなぐ都市型フェス」に参加して来ました^^ 会場はGALLERY X BY PARCO、WWW、WWWβ、WWW X。私はWWW、WWW Xを中心に。この「THE M/ALL」というタイトルには、「カルチャーの集まるモールのような場所」という意味と、「MAKE ALL(すべてをつくる)」というメッセージが込められ、クラウドファンディングにより無料開催が叶えられました。つまり、FREEでも参加できるということ。THE M/ALL実行委員会は、super-KIKI/オークラ(12XU)/MATERIAL/遠藤治郎/小阪淳/中川えりな/haru. / 安部光/1017 Muney/チサ/木村瑞生/下田彦太/奥田愛基。

 

 

 

 

まず私は真っ先に、Gotch BANDを観るべくWWW Xへ。なんと、脚立が逆さまになってる!演出もなにげに凝っています^^

 

 

 

 

そしてこの日のGotch BANDのサポートメンバーは、フレッシュなメンバー構成。特に管楽器のメンバーさんが入っているとは思わなくていつものステージと違って新鮮で、初っ端から楽しかった!

 

そしてメインVoのごっさんですが、この日のごっさんはなんと!何度も花道に降りて来たんですよね(笑) コムアイ用だと思ったでしょこの花道!みたいなことを言っていて、とてもごっさん自身も楽し気でしたね、良き良き。

 

そしてなんと詩の朗読の、谷川俊太郎さん“君はどこまで行けるのか”も♬ なにげに詩の朗読も上手だったりするんですよね、ごっさん。きっと陰でたくさん練習してるんだろうなぁ、そうでないとあんな風には読めないだろうなって。詩の朗読と音、とても素敵でした^^

 

そしてお次は個人的にとても気になっていた、MOMENT JOON。彼は韓国で生まれ育ち、そして軍隊の経験を経て、今は日本(大阪)でラッパーとしての活動を続けています。

 

 

 

 

もう何て言うか、胸がとても苦しかった。私は日本人で、軍隊の経験をしなければ成らない韓国では育っていません。9条で守られている私たちには想像を絶する、この“徴兵制度”というもの。彼はその時の入隊で支給された“ドッグタグ”を身に着けながら、ラップと言う武器で訴えるんです。もはや“人”ではなく“兵隊”として、ただ扱われた時間たちを。

 

彼のラップは、私たち日本人だけでなく、世界中の人に伝わって欲しいです。日本語だけれども、でもだからこそせめて隣国の日本で生まれ育った私たちは彼の声に耳を傾けなきゃいけないって。これからもきっと訴える苦しみが伴うだろうけれども、どうか続けて下さい。彼の声、彼のしている事って、今のこの世界に絶対に必要なピースのひとつだって私は思います。観れて良かったです、MOMENT JOON、どうもありがとう!

 

そして戻ってテンテンコちゃんのステージを少し観れました^^ なにあのかわゆい子は、声もとってもキュート!なんだかほわんと癒されました^^

 

そのまま待機して、タイ・バンコクを代表するガールズロックバンド、Yellow Fang!フェスにも出ているロックバンドです^^ 個人的にこの日のベストアクトですかね、すんごく良かった!もう、Yellow Fangは実際にライヴを観た方が絶対に良いと思います、それくらいに良かった、すっごくクール!格好良かった!

 

そしてなんだかピコピコしたのが聴きたくなったので、日仏ハーフの女性SSW/トラックメーカーである、Maika Loubtéちゃんのステージへ。なんか一生懸命やっているし、ラストの曲がとても良かった!そして可愛いし^^

 

そのままピコピコって言うか踊りたいなって感じになり、お次は行松陽介さんのDJへ。

 

 

 

 

これがねー…もうなんかラストまで、凄かったんですよ(笑)何がって、この上の画像なんですけど。これ、アジカンの21世紀のラブソングをプレイ中の行松陽介さんが、突然Tシャツを脱ぎだした時のです。そしてそのままラストまで熱く、上半身裸のまま汗を滴らせDJしているって言う(笑)来た人来た人もう写メっていましたね、それはそうだろうね。

 

 

 

 

ラストは、田我流さん。とても良かった。田我流さんも目の前まで来てくれて、自分の想いを言ってくださったりで、とても熱かった。何度もこれ、無料開催だぜ!って言ってくれて。ごっさんもサポーターになってくれた方々、どうもありがとうって言っていたけれども、本当にそう。そういう事が出来る方たちも、その方たちを動かした実行委員会や、中心人物であった奥田愛基さん。奥田愛基さんは元SEALDsで嫌な事もたくさん見て来たと思うのに、こんなに素敵なイベントを無料開催しようとしてくれて。そして実際に本当に実現させて、凄いなあって。

 

開催による反省点はいくつかあったみたいだけれども、私としては本当に凄いことをしたなって思った。こんなことって、渋谷のど真ん中であるの?って感じ。なんか悲しいかなすれ違うだけじゃないですか、都会って。ハンカチを拾ってご年配の方に声を掛けてもスルーされたりで、皆すれ違っちゃう。

 

でも、このイベントには私はすれ違いは感じませんでした。だから、このイベントはそれだけでも大成功だって思う!なんかよく自分でも分かんないけれども、本当にそう思うよ。

 

私も子供を育てる親として、そしていち人間として、こんな風に誰かの想い出やきっかけになれるような、そんな風に生きていられたらなって思いました。生きることに意味はあるのかないのかって思うひとは沢山いると思うけれども、まずなんかやってみようよ!そう、背中を押されるような素敵なイベントでした、本当にどうもありがとう!

 

もう1回くらいはやって欲しいなー(笑)って、大変だろうけれども、今度はもっと私も協力したいと思っておりますのでー!ではそんな感じで、今回の記事はとても遅くなっちゃったけれども、今夜はこの辺で。ではまたね^^