人は誰でも悩みの一つや二つを持って生きている。
たまに苦しみ、泣き、たまにほんの小さな幸せでほほ笑んだりする。
人は誰でも独りじゃ生きてはいけない。
誰かの肩にそっともたれて、ヒトの温もりを感じながら生きていく。
だからあたしは歌うの。
うたはあたしを温かく包んでくれるから。
あたしは好きな曲を好きな時に好きな場所で歌うの。
幸せになるためのうたを。
痛みを分かち合うためのうたを。
あたしは歌いながら泣くの。
がむしゃらに歌いながら静かに涙を流すの。
あたしの傷がこれ以上広がらないように。
だからあたしは歌うの。
同じ傷を負った人のために。
ただの馴れ合いだって言われてもいい。
だって本当のことだから。
でも、そうしないと立ち上がれないときだってある。
そう、ここから一歩進むために。
だからあたしは歌うの。
あたしのために。