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記憶に残ってる学校の先生

 

 

 

 

 

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中学校の国語の先生。



背が高くて、いつもKappaのジャージを着ていた。



板書がめっちゃ速くて、達筆すぎて最初は何を書いているかわからなかった(笑)



そんな先生から1年を通しての課題が出された。



気になった新聞記事をノートに貼って、感じたことを書くというもの。



記事の数は決められていないし、提出も最低でも学期に1回は提出するように言われただけ。



だから記事は1日ひとつでもいいし学期にひとつでもいい。



提出も毎月でもいいし、学期に1回でもいい。



提出に関して先生からの声かけはなく、自分が提出したいと思ったタイミングで出す。



完全に私たちのやる気?自主性?に任せた課題。



私は1〜2ヵ月に1回くらい友達と一緒に提出していて、新聞をさーっと見て気になった記事を貼っていたので数もバラバラ。



多いときもあれば少ないときもあった。



楽しみにしていたのが提出したノートに書いてくれる先生のコメント。



それも私が書いた感想ひとつひとつにコメントを書いてくれていた。



内容はほとんど新聞記事に関してだったけど、最後のページには「最近どう?元気?」みたいな新聞記事には関係がないコメントがあることも(笑)



先生のコメントが嬉しくて頑張って提出してたな〜。



3学期が始まってすぐ4月に転校することが決まって、すごく嫌で学校でも泣いちゃったりして。



最後のノート提出でも先生はひとつひとつコメントを書いてくれていて。



最後のページには「ととさんならどこに行っても大丈夫だよ。応援しています。」みたいなことを書いていてくれていた。



本当に嬉しくて嬉しくて。



引っ越して「しんどいな」「前の学校に戻りたいな」「寂しいな」って思ったときは、このノートを見て元気をもらってた。



なんなら今も持っていて、「しんどいな」って思ったときはこっそり見て元気をもらってる。



これからもきっとそう。



ただの国語の課題のはずだったのに、私に元気をくれる大切なものになってる。



先生すごい。



いつも元気をくれてありがとう。



あなたは私のヒーロー。