自宅での生活が始まってから半月ほど経った頃、夫の親戚をうちに呼んで息子のお披露目をすることになった。
私たちはお寿司を用意し、他の方は唐揚げやケーキなどそれぞれ持ち寄ってくれた。
ありがたい。
私が食事の準備をしている間、代わる代わる抱っこをしたり写真を撮ったりしている。
今回はそういう集まりだからね。
いいんだよ…いいんだけど…
私の心はザワザワしていた。
ガルガルを自覚した瞬間だった。
そんな気持ちだったからかもしれないけど、夫にイライラした。
親戚が抱っこしたり写真を撮ったりしているのを近くでニコニコしながら見ていた。
そりゃ嬉しいよね。
自分の子どもをお披露目できて、「かわいい~」って言いながら写真撮ったりしているからね。
でもお前は食事の準備の手伝いしろよって思ってしまった。
それくらい私がすればいいんだろうけど、心が穏やかじゃなかったからそのときはそう思えなかった。
食事の準備ができたので、声をかけた。
今回集まった人数は10名ほどで、お酒を飲む人と飲まない人が半々だったので2つのテーブルに分かれて座った。
お酒を飲んでいる人たちは飲んだり話したりしながらゆっくり食べているが、飲まない人たちはすぐに食べ終わり時間をもて余している。
会話も弾まない。
テレビをつけて時間を潰していたが、お酒を飲む人たちのペースは相変わらず。
飲まない人たちは暇そうにしている。
夫にこっちの状況に気づいてもらおうと視線を送るが「ん?どうしたん?」という反応。
気がきかない夫に視線だけで気づいてもらおうなんて無謀だったわ。
食事を開始してかなり時間も経っていたし、ケーキもあったので夫に声をかけて食事を終わりにしてもらい、片付けたあとケーキを食べた。
ケーキを食べ終わった頃にはもう夕方だったので、義父母以外の親戚は帰っていった。
義父母はそのあともしばらく息子を抱っこしたり写真を撮ったりして過ごしていた。
まぁ、今日は他の親戚に抱っこしてもらっていることが多かったから日中はあんまり抱っこできなかったよね…。
結局義父母が帰ったのは息子と夫がお風呂に入ったあと、しばらくしてからだった。
義父母が帰ったあと、夫に食事のときのことを伝えた。
お酒を飲んでいる人たちは楽しくのんびり話し続けていたけど、飲まない人たちは時間をかなりもて余していたこと。
久しぶりに会ってお酒飲んで楽しいのはわかるけど、もっと全体を見て時間を見て動いてほしいということ。
夫は「わかった」とは言っていたけど、ちょっと不満な様子だったから今後も期待はできないな。
また集まる機会かあるなら直前に釘をさしておかねば。
息子はというと初めて会う人に抱っこされて少し泣いていたけど、基本的には大人しく過ごしてくれていた。
息子君おつかれさま。
ミルクレープ好き!美味しそう♥️
チョコもいいよね。
好みが分かれるならこういうのもありだよね!