寝る直前、母と泣きながら抱き合っていた。
母「また明日からも頑張ろう」
そう言って私から離れたので、「うん。おやすみ。」と言って寝室に向かった。
モヤモヤすることはあるけど、母なりに励ましてくれたんだと思う。
昔からそうだった。
大体最後には余計な一言がある。
その一言がなければ気分よく話が終われたのにって今までに何回思ったことか。
たぶんこれからもそうなんだろうな。
そう思いながら次の搾乳の時間にアラームをセットして布団に入った。
疲れていたからかすんなり眠りについた。
搾乳の時間になりアラームが鳴った。
でもなかなか起きられない。
赤ちゃんが泣いていれば飛び起きるんだろうけど、アラームでは無理だ…。
鳴っては止め、鳴っては止めを繰り返してようやく起きられたのは最初にアラームが鳴ってから1時間ほど経った頃だった。
搾乳と消毒を約1時間ほどで終えて再び布団に入る。
次はなかなか眠れない。
搾乳と消毒で目が覚めてしまった。
そりゃそうだ。
布団に入ってから眠りにつくまでの時間。
昔からこの時間が嫌いだった。
子どもの頃はこの時間が怖かった。
部屋を真っ暗にしたくないし、目も閉じたくなかった。
でも部屋の照明をつけるのではダメ。
何か違う。
部屋のドアを少し開けて、リビングの明かりが少し見えるようにして、顔をドアのほうに向けて寝ていた。
1人で寝るのが怖かったのかもしれない。
少しだけ聞こえる父と母の声やテレビの音を聞きながら目を閉じ、不安になると目を開けてリビングの明かりを見ていた。
それで安心感を得ていたのかもしれない。
今はもう怖くない。
恐怖のかわりにネガティブなことが頭の中を支配する。
そうじゃない日もあるけど、圧倒的にネガティブなことが多い。
ネガティブなことで支配されたくないから、YouTubeで動画を見ながら寝落ちするのが私の理想の眠りにつく方法。
寝る直前にテレビとかスマホは見ないほうがいいってわかってるんだけどね…。
これはなかなかやめられない…。
でもYouTubeを見てても内容が全く入ってこない日があるんだよね。
この日はYouTubeを見ていてもネガティブなことで頭がいっぱいになってしまった。
布団のすぐ横に置かれた空っぽのベビーベッドや部屋にいっぱい置かれたベビー用品を見ると涙が出てきた。
「やだなぁ」
「もう泣きたくないのになぁ」
そう思っているのに涙が出てきてしまう。
泣くのも結構体力使うよね…。
でもそのおかげかいつの間にか眠っていたようで、つぎに目が覚めたのは朝だった。
タレなしでそのままでおいしい!生姜好きな私は生姜餃子が好みでした!
気になってる餃子!
もっちりも気になるー!