やっとうとうとし始めたときに搾乳の時間になった。
眠いけど今私が赤ちゃんにしてあげられることは搾乳だけ。
そう思って重い体を起こす。
胸も相変わらずカチカチで痛い…。
搾乳の機械はあるけど容器がない。
取りに行く?ナースコールする?
……。
夜中だったのでとりあえずナースコールをすることにした。
助産師「どうしましたか?」
私「搾乳したいので容器を貸していただきたいんですけど…。」
助産師「行きまーす。」
すぐに助産師さんが容器を持ってきてくれた。
初めて見る助産師さんだった。
助産師「胸どんな感じ?」
私「濡れタオルで冷やしてたんですけど…痛いです。」
助産師「ちょっと見せてね。あー…カチカチやね。」
マッサージをしてくれたけど痛かった…。
誰がしても痛いんだな…。
マッサージの途中でぼそっと一言。
助産師「うーん…。本当は赤ちゃんに吸ってもらうのが一番いいんやけどな。」
は?
そんなん当たり前でしょ。
私だってできることならそうしたい。
でも赤ちゃんがそばにいなくて、それができる状況じゃないのわかってるくせに。
そんなこと言う必要ある?
助産師「あとは搾乳器でやってみて。終わったら母乳パックに入れて容器と一緒にナースステーションに持ってきてください。次からは搾乳するときは容器取りに来て。」
そう言うと部屋から出ていった。
なんか……。この助産師さん嫌だ。
余計なこと言うし、もともとこういう人なんかもしれんけど、面倒くさいっていうのが態度とかに出ててイヤな感じ。
なんかなぁ…。
言い方にトゲがあるんよな…。
そりゃ面倒くさいよな。
赤ちゃんだけ転院して産院には親だけ入院してるっていうイレギュラーな存在やもん。
でも私だって好きでこんな状況になってるわけじゃないのにな。
面倒くさいとかじゃなくて、あの助産師さんにとってはあの態度とか言い方が普通なんかもしれんけど、このときの私にとってはちょっとつらい対応だった。
もやもやした気持ちで搾乳をした。
ほんの少し量は増えたような気がするけど、胸はカチカチのままだし痛みも変わらない。
体も心もつらいな…。
何回食べても柔らかくておいしい♥️
ちょっと気になる…
ケーキ食べたーい!