午前5時半少し前。



助産師さんが様子を見に来てくれた。



助産師「どんな感じかな?」



私「痛いです。」



助産師「痛いよね。ちょっと内診させてね~。」



……。



助産師「うん。だいぶ進んでるね。動けなくなる前にさっきの部屋に移動しとこうか?あと、もうすぐ5時半やから旦那さん呼ぶ?」



私「呼びます。」



助産師「うん。旦那さんに着いたらインターホン押してって伝えてね。じゃあ、またすぐ来るから痛みが収まってるときにトイレに行っておいてね~。」





助産師さんが部屋を出て行ったあと、陣痛の合間に夫に電話をした。



夫「もしもーし」



私「もう結構進んでて部屋移動するから今から来て」



夫「わかったー」



私「産院に着いたらインターホン押してドア開けてもらって」



夫「はいよー」






しばらくすると助産師さんが戻ってきた。



助産師「トイレいけた?」



私「はい。」



助産師「じゃあ移動しよか。車椅子乗ってー」



私(歩くんじゃないのね)



最初に入った部屋に戻り、NSTの機械をつけて痛みに耐える。



この時点でお尻を押してほしくてしょうがない。



夫はまだ着ていないので自分で押すしかない。



腕もしんどい。



でも押さないと耐えられない。






時間はわからないけど、やっと夫が到着した。



ふと顔を上げるとしっかりとへアセットした夫がいた。



このときマジで「はっ?」ってなったわ。



そんなことしてる場合ちゃうやろ。はよこいや。





イラっとしたけど、そんなことはお構いなしにやってくる陣痛の波。



お尻を押してもらうために指示を出す。



私「このモニターの数値が上がったときが陣痛来てるときやから、そのときにお尻押して」



夫「わかった。」



陣痛の波がくる。



「違う!」

「もっと強く!」

「もうちょっと上!」



最初は押してほしいところを押してくれなかったり、力が弱かったりでかなりイライラしたけど、何回か繰り返しているうちにましになった。






またしばらくすると、今度はいきみたい感覚が出てきた。



私「いきみたいです。」



助産師「内診するね~。」



……。



助産師「もうちょっとかな~?まだいきまないでね。」





あー!いきみたいー!!



夫は無言でお尻を押し続ける。



たぶんこれは正解。



しょーもない内容で話しかけられたり、頑張れって言われたりしたらイラってしたと思う。



無言で陣痛に耐え続けた私もさすがに「う"ー」とか「ん"ー」とか声が漏れる。



無言で耐えるより、夫には聞かせたほうが頑張ってる感じが伝わるかな?って思ったりもした。



無言で耐えて「そこまでしんどくなさそうに見えた」とか言われたら腹立つし(笑)



そんなことを考える余裕はまだあった。








 ザラメがいい!

 




栗どらおいしいよねキラキラ

 

 



これもらったらめっちゃテンション上がる♥️