年末から更新が滞っていた59A

ちょこちょこ、研究所通いはしていました。


注(今は仕事が激務にて中々通えず、この記事も11ヶ月?途中で下書きし放置してました。)


ただ仕事が終わって向かいます。1、2時間作業すれば午前様目の前。

そんなには進みません。



ご希望の最終601C3の足回りを移植します。

これも掃除だ。

外装は59オリジナルのまま、いじらなくそれ以外はC3が良い。正直安心して乗れるし良いですな!



夜中、通ってはひたすら泥を落とします。

当時物の泥を落として良いのか?

変な考えが頭をよぎります。


冷静に!

写真で見ればすぐ作業すれば永遠...。

がむしゃらに軽量化していきます。

床も泥だらけ。


グリスが入る所は徹底的に。

もちろん再塗装は御法度!



マフラーは最後の純正新品。

オーナーのこれで北海道を走るんだ!の熱意に負けました。




泥汚れを綺麗にしたら油を染み込ませておきます。

思わずうっとり。


外側もつい油を。

最高過ぎる。

601でもこの色は50年代を感じるのよ。


ちなみにバネを外してもブヨンブヨン動く足回り。これは正常ではない。

スイングアームのボルトとカラーが固着して、ゴムブッシュが捩れている。

と言ってもゴムブッシュタイプの601の場合、このパターンに陥る車両が多い。

いや逆に固着してない方が珍しい。

ボキボキに被覆が割れててしまうハーネスも最終の物を移植予定。

特にプラス線はこの頃まで生ゴムの様な被覆、実に危険である。

20数年前601Aでショートしたプラス線で火災になりかけた当本人が言うのだから!

簡単に話すと足元トンネル内で被覆が剥げたプラス線がショートし落ち葉?何かしらの物に引火したと言う何とも恐ろしい出来事。

そんな訳でバッテリー位置も危険な燃料タンク下部ではなく後方に移しプラス線も短く加工して組みたいと思う。


うっとり。やっぱこの配色が1番好き。


泥落としの限界を感じ。

アンコウの吊るし切りならぬラビットの吊るし泥落とし。


残った塗装を落とさない様、丁寧に頑張りました。


チューブレス用の中間のゴムはチューブ仕様にしても抜かない方がいい。

その方が錆びない。


動く部分は分解して清掃、グリスアップ。

あら?写真の容量がいっぱいらしい。

とりあえずこれにて今回は更新は終わり。

次回も気が向いたら更新します。