言葉が…出てこなかった
どんな時でも、ユノヒョンの事を見ていた
ドンへヒョン…
僕の知らないヒョン達の時間…
こんなに心が落ち着かないのはなぜだろう…?
「 終わったみたいだな…。」
そうドンへヒョンが言い終わった後、
ゆっくりと扉が開く音がして
まだダンスの振付けの方に思考が集中しているユノヒョンが出てきた。
「 おい、ユノ! まぁだ足りてないのかよぉ~(笑)頭ん中でも踊ってるぞ?(笑)」
ドンへヒョンがユノヒョンに声をかけ、
その声の方にヒョンの目が向かった。
「…ドンへ…お前また帰ってなかったのかぁ? 俺の練習見てないで 一緒に練習すればいいじゃん。 ……ん?チャンミン…お前…まだ帰ってなかったのか? 」
一つ声のトーンを落としてユノヒョンが僕に話しかける。
同じチームのリーダーとマンネ…そんな言葉のやりとりに過ぎなくて…
ほんの少し緩みかけたヒョンへの心の紐が、キシリとまた結び直された気分で僕の気持ちはいっぱいになっていった。
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是非、他の方の素敵な作品もご覧くださいませ。