きみの肌に…

唇のラインをつける


きみのすべてが俺のモノだと
分からせたくて

強く押し当てながら
ゆっくりと離す…


触れた傍から


、、、、んん、、あっ、、、


掠れた声が
 小さく聞こえてくる


離れそうで離れない
俺の唇で
少しだけ震えてる肌に


愛おしさが増してゆく




絡めながら繋いだ手
指先に想いを注げば

きみもゆっくりと
チカラを強める




感じる…

俺の思いだけが
先走らないように

混じり合いながら
きみの唇を塞いでゆく


あなたが落す吐息が
僕の背中を伝ってゆく


、、、、あっ、、、、



抑えてた僕の想いが
唇の端から溢れた


あなたの影が
僕を覆う


あなたの瞳が見たくて
振り向いた僕に


柔らかな唇が
溢れ出そうとする声を


取り込んでゆく…


息次ぐ事も許されない
長い…長いあなたとの口づけに


見開いた僕の瞳に


チャコール色した
あなたの瞳と
重なった

目尻を細め口角が上がれば


逞しいあなたの腕に

また抱かれてゆく


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