こんにちわ&いらっしゃい(=゚ω゚)ノ

今回も、【 大福うさぎさん】のイラストとコラボさせていただきました(^ω^)

このお話にイラストを描いて欲しいとお願いしまして、実現しましたぁヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ぴょんさん… あなたのイラストで世界が広がります(´-`).。oO(

****************
(side 小人C )

《 このお兄さん… おばあちゃんの言ってた人なのかな…。僕よりも何倍も何十倍も大っきいよ…。》

{723738ED-15B2-4C6D-8792-53417C7D7CDD:01}



あまりにも大きいお兄さんで、僕はその場所から逃げる術をなくしてしまった。

《 ヒョンは、この人に見つからずに
ちゃんと外に出られたかな? うん…ヒョンなら大丈夫 !》


ヒョンの事ばかり考えていた僕は、僕の方が このお兄さんに見つかる可能性(大)だという事を、すっかり忘れていた…。



『 このお兄さんに見つからずに、僕はどうすればヒョンのとこまで戻れるかな…?』

いろんなモノがたくさんある場所の中に なんとか隠れてみた僕は、お兄さんの様子を見ていた。



部屋に荷物を置きながら、お兄さんは着ている物を脱ぎ出し

「 、、、ばぁちゃん家も相当古いからな、俺がいる間くらい 直せそうな所は
直しとくか(笑)、、、って その前に畑に行くか! これの事も聞きたいしな・・・(笑)」

大きな独り言を言いながら、持って来たカバンの中身を
周りに出し始め 動き易そうな格好に着替えると、部屋から出て行った。



「 ふぅぅ… お兄さん…行ったみたいだね…ふゎぁぁッ… なんだか…疲れちゃった…な…」

ボールに持たれ掛かりながら、お兄さんがいなくなって緊張の糸が緩んだ僕に
急な眠気が襲ってきた。


僕の呼吸とボールの揺れが上手く重なって、まるでゆりかごに揺られてるみたいに

気持ちよく夢の中に吸い込まれる・・・。



{84B66392-1331-4011-BAFA-712A625DB293:01}





夢の中で僕は、ヒョンと このボールを囲みながら遊んでいた。


大芸道のように、大きなボールに立つヒョン・・・
めちゃくちゃ楽しそうだし・・・

下から見ている僕は、ヒョンが怪我をしないか
そればかりきになって、ハラハラ ドキドキしていた。

『 大きなボールに乗って嬉しそうだな・・・ヒョン・・・』



僕たちよりも大きなボール・・・

その周りには、僕たちが持って遊べるくらいのボールもあって、

そのボールでどちらが多くゴールできるかの競争をしたり

ドリブルパスの練習をしたり・・・


何度も何度も繰り返して・・・くたくたになって遊んだ夢を見ていた。



{5046F900-D0DE-4DB4-9000-DCD01B36DB01:01}


僕の夢の中は、ヒョンでいっぱいになってる・・・

ヒョン・・・


ユノヒョン・・・

【。。。ヒョン。。。ボク。。。もうムリです。。。 】








ボールに揺られながら、眠ってしまった僕は
外から聞こえる小鳥の声で目を覚ました。


「んっんーーーんふぁぁ、、よく寝たぁーー(笑)??
あれっ、、ボールが揺れて、、、ない、、、?」

ボールが動かないのもそうだけど、
そっと、ボールから降りた僕の目の前には
大きな顔が・・・


「//////////!?」

昨日見たお兄さんの寝顔があった・・・。

『、、、僕・・・このお兄さんんに・・・見つかってたんだ!!!
ひゃぁ!!早く家に帰らないと、、、』



『だけど、、、このお兄さんどうして僕と一緒に寝てたんだろう?
それにこの人の顔、、、ヒョン、、、ユノヒョンに少し似てるかも。。。(笑)』


お兄さんの顔に そぉーっと近づいてみると
口許の上の方にちょこんと一つホクロがあった。


『お兄さん・・・黙ってくれてたんだ・・・ありがとね・・(チュッ)』


ユノヒョンに似てたからなのか、少し恥かしかったけど僕は
このお兄さんにそっとkissをしたんだ。



そして 気付かれないように、ゆっくりとボールを押す。


『僕の事待っててくれてたかな・・・ユノヒョン・・・??』

{06242B3E-71C2-40B3-993F-D048ABD74A1A:01}


もうすぐ、ヒョンの所に帰るからね・・・・。


待っててね・・・。

*********************

このお話のイラストを描いて頂いた大福うさぎさん家はこちら⇒
このイラストで もうちょいお話続きます^^;