あれから28年
生かして貰ってる
数人の友人達は
あの頃のまま
時が止まってる
ごめんね
私が生き残って
なんにもせぇーへん
いっつもフラフラしてて
社会の役に立ってない私が生き残って
いつも、どこかで
そう
自分を責めてしまう自分がいる
そうじゃないよ
そんなこと思ってないよ
友人達は分かってくれてるよ
そんな言葉を期待して書いてる訳じゃない
本当に本心なのよ
アイツが生きてたら
神戸もっと、おもろい街になってたかもしれへん
そういう思いが巡ってしまうんよ
何年経っても
今は神戸に住んでへんから
余計に思う
いつか心から
頑張って生きたよって
アイツらに言える私になろう
そして
神戸は
元旦になった瞬間に
停泊してる船が一斉に汽笛を鳴らす
それを
心から喜んで聞いてられる自分になる