私の地元は神戸市
被差別部落
中国部落
朝鮮部落
沖縄人街
たくさんのカオスが
ごく身近にあって
別段、何も思わずいたが
義務教育の過程で
関西だけかもしれないけど
「 道徳 」 と呼ばれる授業が
週に２回もあって
被差別部落について学ぶんだけど
それが差別を助長してるのじゃないかと
多感な時期にする話しでは無く
これは
物事を、きちんと理解できるようになってから
知れば良いのでは無いかと
１５で渡英して
アジア人だから、もれなく差別を受ける
変なの
何で同じ地球に住む人間なのに
肌の色や国だけで差別とか
マウンティングする事で
優越感を得るというのは
逆に惨めだなと思った
そしてね
在日と呼ばれる方々に関して
考えるようになった、きっかけは
和さんカッコいい(〃∇〃) ポッ
じゃなくて
三部作の実録 柳川組
飯干 晃一さんの原作を映像化させました
祖国へ帰るはずだった柳川次郎が
絡まれた喧嘩で朝鮮人という事で拘留され
帰国できず
そこから、殺しの柳川という異名を持ち
その右腕であり、生涯、柳川次郎の影で在り続けた
谷川 康太郎の役を和さんがやったんだけど
とにかく在日であるという事の切なさ、哀しみ、もどかしさを
余すとこなく描いています
そして
この柳川次郎がヤクザの世界から足を洗う
きっかけの一つが
うん和さんカッコえぇ
じゃなくて
大阪、鶴橋を中心に結成された
在日の方だけの愚連隊
盟朋会
同胞同士で闘わせて
もちろん
規模も何もかも雲泥の差なので
盟朋会が負けるのだけれど
主人公の和さんの幼なじみで
氣の弱い役を演じていた
山口祥行さん
こちらもカッコいい
JACK出身でアクションも凄いしね
この方が、差別と貧困に耐えられないから
家族と一緒に北朝鮮に帰ると
北朝鮮は地上の楽園だからと
和さんに伝えるの
最後、血まみれになって和さんが死ぬ時
山口さんが書いた北朝鮮からの手紙を握りしめて死ぬのね
私ね、この小沢和義さんの演技と殺陣が素晴らしいなと
ずっと思ってるのよ
哀しさ、胸をえぐられる切なさ、刹那、儚さ
昔、言われてたのよ
ヤクザの世界に差別は無いって
あるの
在日だけじゃなくて
部落の人も
広島と呉との戦いを描いた作品を見ても
鉄砲玉で使われるのは被差別部落や在日の人だった
これを演じさせたら本当に凄い人
まぁ、この２作品が私に在日という人達について
考える大きな、きっかけになった
私は、興味を持ったら
とことん知りたい人なので
まぁ、そのスジの偉いさんも
たくさん顔なじみだから
ぶっちゃけ質問したの
忖度無しに
今、考えると凄く無礼よね(ﾉ∀≦｡)ﾉぷぷ-ｯ笑
でも、私は知りたかった
あのての人達って
本氣度が分かれば
ちゃんと腹割ってくれるのよね
色んな事を教えて貰った
涙が勝手にボロボロ出て
止まらなかった
いつも真っ直ぐで
曲がったことが嫌いな嬢には
ツライ話しやろうけどな
それが現実や
今でも私は、その言葉に納得できてない
皆、同じで
ただ、得手不得手があって
得手不得手があるってことは
その人だけの特技もあって
それを、すげぇって
受け容れるだけでも
世界って変わるのになぁ
ジジイに
チカーノになった日本人 井上ケイさんを
援助してた竹垣悟の甥っ子とか
あんたの若い衆で
プラチナ持ってたのに組上げへんかったん？って
聞いたら
あの世界で上に立とうと思ったら
足元見た駆け引きや
弱いもんイジメが出来んと
トップには立たれへん
わしは、それが嫌やから
薬と女を、シノギにするのも嫌
だと
なるほど
私も嫌やわ
てか
できへんわ
上に噛みついてナンボなんちゃうんって思ってるから
その精神は未だにある
だから私は人が嫌いだけれども
誰かが自分のルーツで悩んでたり
それが足枷になってるなら
一緒に悩んで、一緒に歩くよ
同じ人間で、同じ赤い血が流れてる
何が違うの？
そう思ってるから
私のルーツも、お金持ちのお嬢さん育ちやけど
家の中で差別受けてたし
父方の家系は、わやくちゃやし
似たようなもんよと思ってる
人との違いを見つけるなら
良い所で、自分に無い素晴らしい所を見つける事だと思う