時に我を

忘れては探した

あの日

君を塗り替えた幻

軽はずみに覚えたのは

誘惑にも似た目配せ

抜け殻のままでいたから

怖くはない

使い慣れた

裏切りの刃先は

やがて

君の自惚れを殺した

赤い口紅で隠した

ささやかな少女の記憶

無自覚な君の素肌に

踏み入れたい


ただ僕らは

受け入れるだけの

身体を

互いに寄せ

その傷を舐め合った

叶うならば

胸を焦がすような想いを


錆びついた空に

踊らせてみたかった

助けなど呼ばない

はじめから

そのつもり

琥珀の中にある

息絶えた輝き

誰かの声がして

いつかの夢に触れて

けれど選べなくて



胸の内に留めたのは

哀しみが美しいから

まだ飼い馴らせずに

僕は 今を嘆く


ただ僕らは

受け入れるだけの

身体を

互いに寄せ

その傷を舐め合った

叶うならば

胸を焦がすような想いを

錆びついた空に

踊らせてみたかった

強く抱きしめて

痛み伴う程 強く

君が望む

その終わりが来るのなら

ただ僕らは


song by 「幻惑」椿屋四重奏


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何となくそう思ったの。
今の気持ちがね。
電車の中で聞いてます。

腹痛があまりにひどくて今薬飲まなきゃやってられないのが辛いわ……;;;