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こまきやま動物病院のブログ

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こんにちは。こまきやま動物病院です。

今日も、前回までのつづきで「牧草について」です。

前回までで、牧草の2大巨頭であるチモシーとアルファルファについて述べました。
今日は、それら以外のウサギ用として流通している牧草について書いてみたいと思います。

<クレイングラス>

$こまきやま動物病院のブログ-クレイングラス

以前にチモシーは、低カロリー、高食物繊維、低カルシウムなのでとても良い牧草であると書きました。
しかし、実はこのクレイングラスの方がもっと低カロリー、高食物繊維、低カルシウムなのです。ですので、チモシーよりも実はこちらの方がウサギの健康の為には良いという事です。
しかし、問題点が有ります。それは嗜好性が悪い、とにかく悪いです。
味の好みはその子その子で違うので中には好んで食べる子もいるかもしれませんが、こまきやま動物病院のウサギのミミちゃんは殆ど食べてくれませんでした。今日書く牧草の中で唯一食べるのをためらっていた牧草がクレイングラスでした。
でも、別名ダイエット牧草とも呼ばれており、食べてくれるのであれば体重のコントロールに役立ってくれる牧草となるでしょう。


<オーチャードグラス>

$こまきやま動物病院のブログ-オーチャードグラス

チモシーとほぼ同等の栄養素性の牧草です。
ちょっと特殊なのは香りです。フルーティーなハーブの様な臭いでとても良いです。
また、チモシーよりも茎が柔らかいので歯が弱くなっている子にもおすすめです。
ただ、チモシーに比べると入手手段が限られており、その分価格もやや高価なものとなります。
使い方としては、牧草が苦手な子にチモシーの代わりとしてあげてみると食べてくれるかもしれません。
ただ、その独特な香りを返って受け付けない子もいますので、あげ始めは嗜好性をしっかり確認してあげてください。


<オーツヘイ>

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いわゆる燕麦(えんばく)です。生のものが「猫の草」としても売られている事が多いものです。
うさぎにとって嗜好性の高い牧草の一つです。食物繊維も多く、茎も太い割に柔らかく良質な牧草です。しかし、穂の部分(麦)がかなり高栄養であるため、穂を多量に食べると肥満に繋がってしまいます。また、うさぎは多量の炭水化物を摂取すると腸内細菌バランスがくずれ下痢や衰弱の原因になりますので、穂の部分はなるべく取ってあげましょう。
最近は、「早刈り」といって麦が成る前に刈り取って市場に出してしまう商品も有るようで、それなら問題は無いです。
また、自分で種から栽培して生草を刈り取ってあげられるウサギ専用の栽培セットも売られています。乾燥したオーツヘイ牧草は主にウサギ専門店やインターネットでしか手に入りませんが、自分で栽培するセットなら普通のホームセンターでもよく見かけますので興味が有る方はやってみて、収穫した生草をあげてみるととても喜ぶでしょう。


<マウンテングラス>

$こまきやま動物病院のブログ-マウンテングラス

これは実をいうとチモシーそのものです。
ただ、育てた環境が違っており、マウンテングラスはその名の通り、山などの高地で育てたチモシーです。葉や茎が細くしまっている感触で、香りも通常のチモシーよりも良好です。
オーチャードグラス同様、牧草が苦手な子に牧草を慣らすために使うと良いです。


<バミューダグラス>

$こまきやま動物病院のブログ-バミューダグラス

これは食用の牧草では有りませんが食べても全く問題ないのでここで書きます。
細くて短くて柔らかめの牧草で、床剤として使う事が多いものです。
チモシーなど他の牧草と比べて明らかに細いので、牧草の葉の上に尿が溜まったりせず、汚れにくいので出産時の産床としても優秀な働きをしてくれます。
ちなみに、サッカー場の芝生はこれです。


以上のものがチモシーやアルファルファ以外でもしかすると耳にするかもしれない牧草です。
その他にも、メーカーオリジナル牧草として、メドウヘイやボタニカルヘイといったものが有りますが、これらは色々な配合で牧草やハーブが入ったいわゆるブレンド牧草です。
牧草が苦手な子にはこういったブレンド牧草をあげてみるといいかもしれませんね。


牧草について3回に分けて書いてきましたが、牧草はこれで一旦終了です。
次回からは、ペレットについて書きますのでよろしくお願いします。