第1話【事業家の羅針盤】

~事業を成長させる判断軸の磨き方~

 

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経営戦略コンサルタント

組織変革コンサルタント

の渡邉ひとしです。

 

あなたは毎日

無数の判断を迫られています。

 

・いま採用すべきか待つべきか?

・この事業は続けるべきか

 撤退すべきか?

 

誰にも相談できず

答えのない問いに向き合う孤独や

判断を誤れば

 

事業も

関わる人々の未来も

変わってしまう重圧など。

 

私自身

経営の現場で何度も迷い

失敗も重ねてきました。

 

しかし

その中で気づいたことがあります。

 

成功する事業家には

確かな判断軸があるということを。

 

判断軸とは

迷ったときに立ち返る基準であり

 

意思決定のスピードと

質を高める羅針盤です。

 

それは

経営理論だけでは得られません。

 

実践の中で磨かれ

あなた自身の経験と融合した際に

初めて機能するものです。

 

このブログでは毎週木曜日

事業を成長させるための判断軸を

一緒に磨いていきます。

 

難しい理論ではなく

明日から使える実践知識を。

 

小さな事業でも

実行可能な具体的手法を。

 

あなたの事業の羅針盤を

一緒に創っていきましょう。

  

*ホームページをリニューアルしました。

https://md-company.jp/

 

++++++++++++++++++++

 

経営者と事業家の違い

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判断軸で中小企業の迷走を防ぐ意思決定術

===============================

 

・人材採用

・設備投資

・新規事業への参入

 

あなたは重要な決定の前で

何時間も悩んでいませんか。

 

多くの中小企業経営者は

正解がわからないまま

時間だけが過ぎていきます。

 

この迷いから抜け出すには

自分が経営者として動いているのか

 

事業家として振る舞うべきなのかを理解し

明確な判断軸を持つ必要があります。

 

判断軸を設定すれば

外部の意見や流行に振り回されず

 

一貫性のある意思決定が

できるようになります。

 

判断基準が明確になれば

選択肢を評価する時間が短縮され

 

社員も同じ方向を向いて

動けるようになるからです。

 

組織全体のブレが減り

無駄な試行錯誤が減ります。

 

今回は経営者と事業家の

根本的な違いを明らかにし

 

判断軸がない経営が

陥る3つの罠を解説します。

 

そして

あなた自身の判断軸を

3つ作る実践的な手順を示します。

 

 

*写真はイメージです

 

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経営者と事業家 その視点の決定的な違い

=============================== 

 

経営者と事業家。

 

肩書きは同じ社長でも

見ている時間軸がまったく異なります。

 

経営者は今月の売上と

資金繰りに追われがちです。

 

一方

事業家は3年後の市場と

顧客価値を見据えています。

 

どちらが正しい

という話ではありません。

 

ただし

会社を成長させたいなら

事業家の視点は不可欠です。

 

成長期に足元の数字だけを見ていれば

伸びしろはすぐに頭打ちになります。

 

事業家として成功するには

最低限3つの要素が必要です。

 

第一に 3年後から

現在へ逆算する時間軸です。

 

第二に 投資と撤退の基準を

自分で決める覚悟です。

 

第三に 優先順位を

短い言葉で表現した判断軸です。

 

これらが曖昧な経営者は

銀行や士業の意見に依存しがちです。

 

他人任せの経営が続き

責任だけが積み上がっていきます。

 

自分で決めない習慣が定着すれば

社員も指示待ちになります。

 

製造業のA社は

10年間売上が横ばいでした。

 

社長は新設備や展示会出展を

毎年検討しましたが

 

判断基準は

なんとなく良さそうだけでした。

 

社員の提案も

「余裕がない」で却下し続けました。

 

一方

同規模のB社社長は

 

3年で売上の7割を

高付加価値品にすると決めました。

 

判断基準を

・粗利率30%以上

・顧客の深い悩みを解決できるか

の2点に絞りました。

 

3年後にA社は依然として横ばい

B社は売上1.5倍を達成しました。

 

差を生んだのは

明確な判断軸の有無でした。

 

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判断軸なき経営が必ず陥る3つの罠

=============================== 

 

判断軸が曖昧なまま経営を続ければ

次の3つの罠に必ずはまります。

 

社長自身が何を最優先するかを

決められていない企業の

典型的な末路です。

 

第一の罠は何でも屋への転落です。

 

売上を追うあまり

利益率の低い仕事ばかり増えます。

 

専門性もサービスも曖昧になり

現場は混乱します。

 

採算が合わない案件が積み上がり

社長も社員も疲弊していきます。

 

第二の罠は日替わり方針です。

 

昨日と今日で指示が変わり

社員は自己判断を放棄します。

 

どうせまた変わると考え

指示待ち組織になります。

 

社長自身も

なぜその指示を出したか説明できず

社内の信頼が崩れていきます。

 

第三の罠は外部依存です。

 

・経営者仲間の提案

・銀行の助言

・SNSの成功事例

などに振り回されます。

 

現場の実情と合わない施策が増え

社員は冷めた目で見るようになります。

 

時間とお金を使っても

事業の本質は何も変わりません。

 

郊外でカフェを営むCさんは

コロナ禍で売上が乱高下しました。

 

・テイクアウト

・デリバリー

・通販

と次々に手を出しては

撤退を繰り返していました。

 

そこでCさんは

判断軸を3つ設定しました。

 

・常連客が誰かに

 紹介したくなるメニューか

・客単価1,500円以上を維持できるか

・スタッフが自信を持って勧められるか

 

この基準で

新施策を評価するようにした結果

無駄な試行錯誤が減りました。

 

3ヶ月で売上が安定し

スタッフの離職率も下がりました。

 

判断基準が明確になれば

捨てるべき施策も見えてきます。

 

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今日のまとめ

=============================== 

 

経営者と事業家の違いは

 

足元の数字だけを見るか

3年後の顧客価値まで見据えるかです。

 

判断軸がないまま経営を続ければ

 

「なんでも屋」

「日替わり方針」

「外部依存」

の罠にはまります。

 

今すぐ紙を用意し過去1年の重要な決定を

3つ書き出してください。

 

それぞれで本当に守りたかった価値を

正直に言語化します。

 

共通するテーマを3つに絞り

それを自社の判断軸として文章化します。

 

明日から1週間

その判断軸に照らして

意思決定を行ってください。

 

合わない部分があれば修正し

自分だけの判断軸を磨き上げていきます。

 

迷いのない経営への第一歩は

今この瞬間から始まります。

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

 

*次回発行は

12月18日木曜日の予定です。

 

次回は第2話

『事業の羅針盤を作る

あなたの判断軸設計ワークショップ』

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

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経営者の方は

自社の全体像を把握しているつもりでも

 

心理的バイアスや

無意識の防衛機制により

 

問題の本質や自分の意思決定の癖に

気づけない事柄が多々あります。

 

脳科学的にも自己認知には限界があり

感情や習慣に支配された判断を

客観的に見直すことは困難です。

 

経営コンサルタントは

外部の視点から構造的に現状を分析し

 

経営者ご本人では

見落としがちな課題を可視化します。

 

だからこそ

冷静で第三者的な知見を持つ

 

コンサルタントの存在が

経営判断の質を高め

 

組織を持続的に成長させる上で

不可欠なのです。

  

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どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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編集・発行元

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◆オフィス 

株式会社未来デザインカンパニー

〒503-0015 岐阜県大垣市林町7-265-1

組織変革コンサルタント

代表取締役 渡邉ひとし

 

【コンサルティング事業部】

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・オンライン(zoomを使用)

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紹介記事1:https://humanstory.jp/watanabe_hitoshi/

紹介記事2:https://syoukei-senmon.net/gifu/14457/

 

・経営計画士®︎、事業計画士®︎

・ビジネスモデルコンサルタント

・SDGsビジネスコンサルタント

・経営心理士

組織心理士/顧客心理士/

ビジネスコミュニケーション心理士

・上級スピーチアップグレーダー

・対人関係アップグレーダー

・ハイパフォーマンス・コーチ

 

一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

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<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 (2019年)

『恩師から受けた薫陶と恩送り(仮)』

(2026年)

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