こんにちは。
渡邉ひとしです。
出版ブログの第19巻は……
『経営資源・その1』です。
(このブログは一部修正済みの再掲出です)
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ビジネスモデルは進化し続ける
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拙著「ビジネスモデル虎の巻」の
「第6章:経営資源」の第1回目です。
前回(第18巻)のブログは
「長期的な視点で収益を得る」でした。
今日は「事業に必要な経営資源」
についてお話しします。
このブログの下部に
同じ項目を記述していますが
その項目の……
【ビジネスモデル進化論】は
「強い者が生き残るのではない
賢い者が生き残るのではない
進化した者だけが生き残る」
というメッセージになっています。
上記の文章中の「者」という言葉を
『ビジネスモデル』という言葉に
置き換えると理解しやすいと思います。
つまり
「進化したビジネスモデルだけが生き残る」
ということになります。
ビジネスモデルには寿命があります。
長い時間(数十年)が経過しても
通用するビジネスモデルもありますが
それでも
ビジネスモデルの9項目のなかで
1つ以上の項目に
手を加えているのが現実です。
【ビジネスモデル9項目】
◉理想のお客様
◉協力者
◉主要活動
◉選ばれる理由
◉収益
◉チャネル
◉提供する価値
◉コスト
◉経営資源
ビジネスモデルは不変ではなく
社会や時代の変化に合わせて
進化させながら維持していくのが
黒字を継続させていくコツなのです。
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著書「第6章:経営資源」:その2
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たとえば
「ドローン」が世の中に誕生してきた段階で
『自社とは何も関係ない』と決めつければ
それ以降
「ドローン」やその技術の進歩に対して
会社は思考停止状態になります。
しかし自社にとって
「有効的な活用法」は無いかと
考え続けることで
それまでの問題や課題を
解決する手段になり得るのです。
そのような新たな取り組みについて
著書の「経営資源」の一部を紹介します。
(以下、著書本文より)
『ヤマト運輸がドローンで宅配する』
という記事であれば、
「やはり、チャレンジャーだな」
という印象ですが 、
ドローンを使った
宅配などを試みる会社が、
日本郵便だったことに驚きました。
ー中略ー
山間部や離島での輸送や、
日本郵便の基幹局と地域局の間で、
ドローンを活用した輸送を
行うという計画です。
その特定された活用の中で、
輸送ノウハウの蓄積をしていき、
やがては「ゆうパック」などの
個別配送などに、
本格的にドローンを活用することを
目指しています。
(以上、著書本文より)
つまり
これからも人口減少が続く日本では
働き手の減少も続くため
全国での配送員の確保が
これから困難になることが予測されます。
実験を繰り返すことで
ドローンの活用が有効的になれば
将来の配送員不足や
離島や山間部での困難な配送も
カバーすることが可能になります。
経営資源の中の「人的資源」の視点で
取り組み始めている事例になります。
次回(第20巻)の出版ブログは
『経営資源・その2』です。
(次回投稿=1月31日木曜です)
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中部大学 非常勤講師
愛知産業大学 非常勤講師
株式会社 未来デザインカンパニー
代表取締役 渡邉ひとし
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