こんにちは。
渡邉ひとしです。
今日のテーマは
『じぶんの常識は、読者の非常識』です。
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じぶんでは、気づかないことがある
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2日前に
友人でもある経営者の方から
メッセージをいただきました。
「ブログをときどき読んでるけど……
ビジネスモデルとあまり関係のない
マインド的な内容が多いですね。」
やはり “もつべきものは友”ですね。
まったく気づいていませんでした。
ブログでお話しをしている
本人にとっては
当たり前のことでも
読んでいただいている方にとっては
『どういうこと?』
という疑問が生じている。
私の「常識」が
読者の「非常識」になっている。
これが
いわゆる“思い込み”ですね。
指摘されなければ
気づきませんでした。
これは怖いことです。
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ビジネスモデルには、感情がある
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ビジネスモデルは
論理的であり、体系的であり
そこには
ひとの感情のようなものは
いっさい、はいり込む余地のないもの。
そのようなイメージを
お持ちかもしれませんが
じつは
「ひとの感情」や「心理的な要素」が
ひじょうに重要視されます。
たとえば
ビジネスモデルの9項目のなかで
「③おもな仕事」がありますが
この仕事に従事するかたが
「営業職」であれば
その会社の営業の方が
・売り上げ重視のマインド
・お客様重視のマインド
・仕事を消化するというマインド
などなど。
どのようなマインドで
営業の仕事をしているかによって
この「おもな仕事」の項目は
内容が変わってきてしまいます。
さらに言えば
その会社の目的(ミッション)が
どのような目的であるのか
その会社の目標(ビジョン)が
どのような目標であるのか
ということにも
おおきく影響されるのです。
ビジネスモデルは
「9つの項目に文字を入れる」
そう、思っていますか?
それだと、まるで
「クロスワードパズル」のようですね。
たしかに
9つの項目を埋めていくことに
間違いはありませんが
・その会社の
・そこの社員の方の
・そこの組織の
・そこのお客様の
その会社ならではの
事情や状況やマインドなどを
しっかりと踏まえたうえで
ひとつひとつの項目を
決めていく必要があります。
そうでなければ
どこの会社のビジネスモデルなのか?
さっぱり
わからなくなります。
以前にも
お話ししましたが
ビジネスモデルには
①マーケティング
②事業ドメイン
③事業の再構築
④ミッションとビジョン
⑤クレド(コアバリュー)
という5つの要素が含まれています。
これら5つの要素について
ここでお話しすると
かなりの文字量になるので
またの機会に
お話しをさせていただきます。
ほかにも
思い込みをしていることが
あるかもしれません。
このように
指摘していただけると
とても嬉しいです。
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▼ このことから何を学べるでしょうか? ▼
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じぶんにとって…
当たり前と思っていることが
じぶんの思い込みに
なっていることがある。
他人から……
指摘をされないと
気づかないことが、わりと多い。
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<ビジネスモデルの9項目>
①誰に =理想のお客様
②何を =商品・サービス
③どのように =おもな仕事
④なぜ =選ばれる理由
⑤誰と =協力者、供給者
⑥どこで =販路・販促
⑦いくつ =設備・機器・資金
⑧いくらで =収益方法
⑨どれだけ =原価・経費
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経営コンサルタント(ビジネスモデル構築)
ビジネスモデルイノベーション協会 会員
愛知県商工会連合会 エキスパート講師
岐阜県公認 コミュニティ診断士
愛知産業大学 非常勤講師
中部大学 非常勤講師
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株式会社 未来デザインカンパニー
代表取締役 渡邉ひとし
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