『100年企業に、必要なこととは……』
『これからの100年を、どう生きるのか?』
一流企業が生き残るためには
いままでの延長戦では無理……
あなたが、経営者だとしたら
どのように考えますか?
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大胆な人事に、周囲はおどろいた
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パナソニックは
来年2018年3月に
創業100周年を迎えることになります。
今年4月に
パナソニックの社内カンパニーである
コネクティッドソリューションズ社の
社長に就任した
樋口泰行氏が話題になりました。
ご存知のように
樋口氏が話題になったのは
日本マイクロソフトの会長職から
パナソニックへ転身したことではなく
樋口氏がパナソニックという
古巣へ戻ったことが
おおきなニュースになりました。
松下電器産業に入社してから
ハーバード大学でMBA(*注1)を取得。
当時の松下電器産業を
すぐに退職した経緯があるため
津賀社長から声をかけられたときには
樋口氏本人も
かなり驚かれたようです。
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企業に必要な、チャレンジ精神
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よく、聞く話ですが……
「よそ者」「若者」「ばか者」が
地方創生のためには必要不可欠である。
これが正しいかどうかは別として
企業にイノベーション(*注2)を
起こすためにも
「よそ者」「若者」「ばか者」が
必要だと考えています。
どうしても社内の人間だけでは
「井の中の蛙(かわず)」になりやすく
やはり
「よそ者(外部の人間)」の
客観的視点が必要になります。
また
周囲の意見を調整しながら
判断をしていると
無難な選択になるため
「ばか者(強いリーダー)」による
チャレンジ精神旺盛な決断力が
イノベーションには求められます。
さらに
新しいことに前向きになれる
「若者」の行動力は
イノベーションの推進力です。
いつもお話しするように
「先行き不透明の時代」……
もしくは
1978年に出版された
J・K・ガルブレイスの著書である
『不確実性の時代』
と言ってもいいのですが
そのような時代には
あらゆる企業が
イノベーションに取り組む必要があります。
なぜなら
「従来の考え方」や「やり方」などが
時代に合わなくなるなど
自社の大切なお客様に
通用しなくなっているからです。
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*注1=MBA
経営学修士のこと。
(Master of Business Administration)
*注2=イノベーション
ここでは、「新たな価値を創造する」こと。
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▼ このことから何を学べるでしょうか? ▼
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成長社会では…
「既成概念」や
「前例主義」が通用するが
成熟社会では…
新たな価値を創造する(イノベーション)
ことが必要不可欠になる。
ビジネスモデルは……
新たな価値を創造するための
最良のツールといえます。
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<ビジネスモデルの9項目>
①誰に =理想のお客様
②何を =商品・サービス
③どのように =主な仕事
④なぜ =選ばれる理由
⑤誰と =協力者、供給者
⑥どこで =販路・販促
⑦いくつ =設備・機器
⑧いくらで =収益方法
⑨どれだけ =原価・経費
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経営コンサルタント(ビジネスモデル構築)
ビジネスモデルイノベーション協会 会員
愛知県商工会連合会 エキスパート講師
岐阜県公認 コミュニティ診断士
愛知産業大学 非常勤講師
中部大学 非常勤講師
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株式会社 未来デザインカンパニー
代表取締役 渡邉ひとし
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