平日は「ビジネスモデル」がテーマですが

土・日曜は他のテーマでお話ししています。


今日は

 “ふたりの師匠:Sさん編” です。


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ふたりの師匠:Sさん

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33歳で出会った、Sさんは

出会った、その日から

飲み会でした。


ある日、Sさんに初めての連絡を入れると

打ち合わせは

午後4時になりました。


仕事の打ち合わせが1時間で

雑談が30分程度。


時計が5時半をまわると

「今日は、どう?」

とSさんから聞かれました。


「どう?」と言われても……

なんて答えていいか分かりません。


「ちょっと、行こうか。」

とSさんに言われて、あとをついて行くと

そこは、こじんまりとした小料理屋。


「ビール…飲もか?」

とSさんから言われ


ずいぶんと早い時間から

飲み始めるんだなぁ?と思いながらも


ビール瓶が3本目になるころには

もう、ほろ酔い気分になってきました。


「最近、どう?」と

Sさんから聞かれ


初めてあった人に

「最近、どう?」と言われても


何を話せばいいのかわからず

戸惑ってしまいますが


「どう?」と聞くのが

Sさんの、一流の会話術だということを


数回、お会いするようになってから

気がつきました。


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出会ったその日に、人生を語る

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Sさんは

かた苦しいことが大嫌いで


ざっくばらんに

人と付き合うことを

信条としているような方です。


興が乗ると

上半身はだかで

一緒に飲むこともありました。


まさに

はだかの付き合いです。


そして、出会った夜に

酒を酌み交わしたことがきっかけで

人生の師匠になっていただきました。


その、きっかけになったのは

人生観について

お互いに語った言葉です。


Sさん(師匠)は

「縁側で、想いでの花を摘む。」

と言われました。


つまり

いい想いでになることを

日々、積み重ねていき


老後に、陽の当たる縁側で

あんなことがあった

こんなこともあった

と、想いだしながら


想いでの花を摘むことが

自分の人生である、と表現されました。


そして、私の言葉は

「笑って死ぬ。」でした。


つまり、死ぬ瞬間に

「よかった!」と思えるように


人をだましたり、裏切ったり

嘘をついたりしない

日々を生きていく。


そんな心情を

Sさん(師匠)に話しました。


その日は、意気投合して

帰宅した時間は

午前2時を過ぎていました。


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経営コンサルタント(ビジネスモデル構築)

ビジネスモデル・イノベーション協会会員

愛知県商工会連合会 エキスパート講師

岐阜県公認 コミュニティ診断士

愛知産業大学 非常勤講師

中部大学 非常勤講師

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株式会社 未来デザインカンパニー 

代表取締役 渡邉ひとし

ご質問・ご感想は:rabbit@ogaki-tv.ne.jp

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