昨日のコンサルティングMEMO。(その1)

それは、我々が普段、日常会話の中で使っている日本語だが、

割と「言葉の定義」が曖昧なままで成立してしまっていること。

昔、30歳台前半に(人生の)師匠に言われた事を思い出した。


『お前は、同じ日本人だから、日本語が通じると思っていて、

さっきからペラペラと、俺に向かって喋りまくっているが、

話している言葉が、相手に全部、理解されていると思うな!』


その時には、師匠に言われた言葉の意味が分からず、

ある時、酒の席で、詳しく師匠から意味を聞くことができて、

血の巡りの悪い僕は、やっと理解することができた。


師匠との会話は、以下のような具合。

「お前が小学校の時に、1クラスは何人だった?」

40人ぐらいです。

「お前の成績は、何番目だった?」

7番目だったと思います。

「お前より、前の番号(6番まで)は理解できると思うが、

お前より、後ろの番号(8番以下)の人間は、

お前の言葉が、全て理解できていると思うな!」


その後も1時間ほど、師匠の話しは続いたが……、

言葉の持つ意味の深さを、あらためて知る事になった。


大事な交渉の場や、重要な会議などでは、

言葉の曖昧さに、ゆめゆめ、ご油断召されるな!


こちらの話す言葉が、相手に100%伝わっているか?

相手の話す言葉が100%、こちらの思っている内容か?


常に、言葉が通じているのか確認しながら話さないと、

とんでもない結果になるかもしれません。