乗り越えた失恋の、怒りがぶり返した話。
ハワイで挙式とかなに…
『…結婚するんですよね?
聞きましたよ』
「! え、あ…なんで知ってるの?
…まだ何も決まってないけどね、
ほんとになんにも決まってない」
って言ってたあ れ は な に 。
わずか1ヶ月前の話よ。
1ヶ月でハワイ挙式が実現するかっつーの!
海外挙式だなんて
なんだかんだ盛り上がってんじゃねーかっつーの!
何も決まってないの言葉を
もちろん信じてたわけないけど、
これが1ヶ月前の出来事!?
いい加減覚悟決めろっつーの!
挙式1週間前と2週間前、
わたしと連続で会ってたの
どこのどいつだっつーの!
付き合ってた時
気前よく私に奢ってくれたことなんて
ほとんど無かったくせに、
ハワイでどかーんと何使ってんだよっつーの!
9歳年上で役職ついてんなら、
1万円の旅館代くらい出せっつーの!
最後の別れ際、
『なんか実感ないですけど、もう愛知から
いなくなっちゃうんですね…
最後だなんて思えないなぁ。
新しい仕事頑張ってくださいね」
『僕は最後だなんて思ってないよ!』
ただの友達として、
また会うつもりだよってことだとしても
当然のようにまた会うでしょ!
って言ってくれたのは
嬉しかったけど、
都合の良いポジションとしての
意味がある可能性もちゃんと理解してたけど…
それにしても
1週間後にハワイ挙式を控えてたなんて知ると
しらじらしすぎてムカつく。
幸せになってくださいね、
わたしも幸せになりますから。
私のコンディションが良い時は
そんな風に思える事もあったけど、
やっぱりそんな良い人にはなれなくて
幸せを願えない時は、
無理して願うくらいなら
この話題は傍に置いておこう、
って忘れるようにしてたけど…
今だけは。今だけは…。
「離婚しちゃえばいいのに」
「幸せになれるもんなら、
どうぞなってみてください。」
そんな言葉が止まらない…。
心変わりして別れるのは、
悲しいけど仕方のないこと。
でも
ハナからその気じゃなくて
相手を傷つけるような、
人の犠牲のもとになりたった結婚なんて
うまくいってたまるもんか。
私との出来事を
悪意のもとに会社の人にベラベラ話したって、
悪意はなくても辛さのもとにひっそり話したって、
どっちもやってやりたいし、
やられたって相手は自業自得だけど、
それをしたって
私の気持ちがすっきりすることはあっても
幸せになることはないし、
(一般的には)幸せを掴んだ相手のために、
私の未来の幸せを差し出してまで
するのは勿体なさすぎる
って思ってるから、
私はこの出来事を
ここでは吐き出しちゃってるけど
周囲の人には言わないつもりでいる。
かかりちょう、あんたは
つくづくラッキーな人ね。
こんな年下にあんな大人気ないことしといて
当然の仕打ちも受けないで済むなんて。
感謝しなさい。
物わかりの良い子で良かったわね。
ところでわたしは
なにか悪いことをしたのでしょーか。
目に見えない存在に問いたい。
こんな悪態ついてるけど、
かかりちょうと違って
わたしは一生懸命愛したんだもん、当然よ。
ちょっとくらい汚い言葉吐いても
バチは当たらないでしょう?
私がかかりちょうと
結婚に至らなかったのは、
一緒になっても幸せになれないからだって
それは分かってるけど、
それにしても
1人でこの問題に立ち向かうなんて、
心の支えがいる状態で
この試練を乗り越えちゃいけない理由でも
あるのかしら?
なんどもフェイントかけられて、
なかなか夜が明けない。
そしてたまにこうして爆発する。



