「永遠の桃花」の感想を書き終えてないのですが、ちょっと脱線。
同じくヤン・ミー姐さん主演の「斛珠夫人」を本日完走しまして、
興奮冷めやらぬうちに書いておきたくなっちゃいました。
ネタバレありですので、未視聴の方はごめんなさい
LaLaTVで放送されていたのが昨日最終回を迎え、
ちょっと自分で引くぐらい泣きました。笑
前半はあまり気持ちが乗らず、ツッコミどころも多々あったのですが
後半で見事に持ってかれました。
全編を通してとにかくもどかしいし、映像がアイタタタってとこも多いし
何より半分以上ヤン・ミー姐さんが男装で、美女っぷりは後半しか拝めません。
のわりに睫毛が常にバッサバサで、スタッフさん男に見せる気あります…?って
感じだったので、その点は文句を言っておきたい
あと、不自然というか力ずくというか雑というか(言いたい放題w)
けっこう編集で削られてるのではという気がしました。
卓英アニキと柘榴ちゃんのハッピーエンドの手前とか、
もうちょっと見せておくんなまし。
男主の方鑑明役、ウィリアム・チャンさん↓がむちゃくちゃ素敵です。
剣を振るう姿もかっこいいし、本物の馬を駆れるのが個人的に大拍手。
「古剣奇譚」では爽やかイケメン好青年でしたが、今回はぐっと抑えた演技で
表情や目の微妙な変化で感情の揺れを表現されていて
すごく胸に迫るものがありました。
この人こんなに上手いのか…!と良い意味で裏切っていただきました。
鑑明と陛下の男の友情もよかったです。
ただ、陛下の辛い胸の内は理解できるんですが、DVはいかんぞ。
ドラマに必要な流れだとしてもしんどかったです、緹蘭が健気なので余計に…
また緹蘭役のチェン・シャオユンさんがめっちゃかわいいんですよ、
見た目もですが、特に声がたまりませんでした
配音かと思いきや、ご本人の声ですね。
陛下+周辺が次から次へと狙われるものの、存在感のある悪役はおらず
片付けても片付けても、問題と敵がわいてきます。
そのあたりは前半、作品に重厚感が足りないと感じた一因だったのですが
最終回、陛下の「もう疲れた」にすべて集約されていたなと感じました。
幸せになってほしかったなぁ、陛下と緹蘭。泣
なんでこのタイトル?という疑問と、ふれこみの「せつない」は
最終回で回収されました。
海市も鑑明も大切な友達を失ってしまったうえ、夫婦として暮らすことも
子どもを持つこともできなくなってしまったけれど
鑑明が生きていて本当に良かったです。
きっと、平行する別の世界で幸せに暮らす自分たちを想像しながら
5年過ごしてきたんだろうな、そして
あのエンディングの後で5年ぶりに会えるんだなと。
お気に入りの回は、36話です。
鑑明が陛下に、海市を入内させてくれるよう頼み
それを愛する海市に伝える一連のくだり、ものすごく辛いんですが
主演ふたりの演技が素晴らしいです。
なんせヤン・ミー姐さんとウィリアム・チャンさんが美しすぎましたね。
キスシーンなんて美と美の正面衝突ですよ…!
鑑明の部下の哨子さんと、宦官の穆殿もいい味出されてました。
そういえば哨子さん、わりとピリッとしたシーンでつけヒゲがズレてましたなw
8/29からBSトゥエルビで放送されますので、興味のある方は是非。