「永遠の桃花」の感想、続きです。
これまたネタバレ全開ですので、お嫌な方はお気をつけください
天君の前に引っ立てられ、素素は夜華が何者かを知らされます。
人間の分際で天族の皇太子をたぶらかしおって!鎖妖塔にぶち込め!と怒る天君。
(鎖妖塔には強い魔物がいるので、人間を放り込んだら確実に死にます。
自分の手は汚さず素素を亡き者にしようとしているわけですが…
こんなんが天君でええんか?)
夜華のお母さんがとりなしますが、この人も夜華の子どもを死なせたくないだけで
人間の女なんて知ったこっちゃねーと助けてくれず、
素素は鎖妖塔には入れられずに済むものの、監禁されてしまいます。妊婦やのに。汗
ここで天界のイベントに招待された離鏡が登場します。
(先の戦の後、翼王に即位した離鏡は天族と同盟を結びました)
侍従の火麒麟は、女性が閉じ込められて泣いていることに気づき
逃がそうと火事を起こします。
助け出した女性が司音にそっくりで、驚く離鏡。
素素の腕には一生消えない火傷の跡が残りますが、監禁状態を脱します。
素素が心配でたまらない夜華は、怪我を押して天界に戻ります。
が、以前、白浅の侍女を見初めた次男に天君がプッツンして
ふたりで死んでお詫びしますレベルまで追い込んだのを見ているので
素素をかばうのは逆効果と考え、彼女に対して無関心を装うことで守ろうとします。
そんな中、夜華に嫁ぐ気満々だった素錦という性悪女が暗躍します。
優しげに先輩風を吹かせて素素に近づきつつ、トラブルに巻き込んで
素素が責められる状況を作ります。
平行して、自分と夜華が親密だと匂わせ、素素を揺さぶります。
いやらしいことに、素素を始末するから夜華の妃にしてほしいと
天君に直談判して了承を得ています。
…こんなんが天君でええんか(2回目)
素素はといえば、記憶をなくし孤独な身の上のせいか
白浅のように気が強くありません。
突然連れてこられた天界で、周りは敵だらけなので無理もないですが
頼みの夜華は政務に忙しいうえ、人目のあるところでは冷淡で
素素が理不尽に責められても、彼女の釈明すら許さず禁足を命じたりします。
夜華はなんとか事を荒立てず素素を守ろうと頭をフル回転させていますが
素素はそれを知らされていないので、傷つき疲弊していきます。
そして素錦が素素を誅仙台↓に連れだし、本性を現します。
穴から飛び降りて人間界に帰れと言い放ち(注:人間が落ちたら死にます)
素素とのもみ合いに持ち込んだところで、素錦自らダイブし、失明。
で、素素に突き飛ばされた~と天君に泣きつき
潔白を訴える素素の両目を、夜華は「償いのため」だと泣く泣く奪います。
その目を我がものにした素錦はちゃっかり視力回復し、目の見えなくなった素素に
「あなたのお目々、夜華からもらっちゃった♥」とのたまいます。
ぬぁー今思い出しても腹が立つ(`Д´)
素素は男の子を産み、阿離と名付けますが、もう心はボロボロです。
夜華が正式に立太子し、素素との婚儀の準備を進める中
彼女はひとりで誅仙台まで歩く練習を重ね、ついに飛び降りてしまいます。
夜華も追っかけて飛び込みますが、すんでのところで間に合わず、助けられません。
夜華は重傷を負い、折顔上神の治療で持ちこたえますが
素素を失った精神的ダメージが大きく、危篤の状態が続きます。
素素が普通の人間ならあの世行きですが、中身が青丘の女帝なので、死にはせず
傷だらけで倒れているところを、天界から戻った折顔上神に助けられます。
擎蒼に掛けられた呪縛が解け、白浅として目覚めますが
人間でいた頃の辛い出来事を忘れたいと、折顔上神に薬をもらい
夜華のことも、子どものことも記憶から消してしまいます。
↑傷つき打ちひしがれる姿も美しいヤン・ミー姐さん。
一方夜華は、素錦の尽力により、天族のお宝の結魄灯を使って
散りかけた元神を集めたことで持ち直します。
天君の命で、素錦を側室に迎えることになりますが
花嫁衣装を纏い浮かれる素錦の胸を刺し(死なない程度に)、拒絶。
自分の宮へ入ることを許さず、閉め出します。
こんなもんじゃ全然スカッとしませんけどね
ここまでで27話です。
素錦役の女優さん、おきれいなんですけども役柄がインパクトありすぎて
後に別ドラマで再会したときに「ゲッ」って言うてしまうぐらいには
受け付けなくなりましたw
あと天君ね、あんたなんで天君なのと思いますね。ゲスいし自己中やし。
3人も息子がいながらその中から皇太子を立てませんが、孫である夜華には
幼いうちから期待を掛け、母親と引き離し、帝王学をたたき込みます。
連宋殿下に夜華のことを「友もいない、哀れな子」だと一刀両断され
ハッとするんですが、遅いわい。プンスカ。
お気に入りの作品なので、ちと力が入っております。笑
ではまた、そのうち続きを~。