「青雲志」の次は、リー・イーフォンつながりで「古剣奇譚」を視聴したので
今日はその感想を書いてみようと思います。
ネタバレしてますので、気になる方はお気をつけください。
主演はリー・イーフォンとヤン・ミー姐さん。
リー・イーフォン演じる屠蘇は過酷な運命を背負っていて、孤独です。
兄弟子たちからもいじめられるし、序盤はとことん仏頂面ですが
仲間と旅をしながら少しずつ心を開いていきます。
「青雲志」の小凡がニコニコの好青年から闇落ちしたのとは逆パターンですね。
ヤン・ミー姐さんが美しいです。
かわいらしさも併せ持っていて、素敵な女優さんだと思います。
襄鈴役のジェン・シュアンさんもかわいくて、ディリラバちゃんもきれいですし
紅玉役のチャン・ジーハンさんも美人さんです。
女性陣のメイクが全体的に濃いめで、もったいないなぁという印象。
男性陣は、ウィリアム・チャンさん演じる一番弟子の陵越が
見た目も中身も男前です。
そりゃ芙蕖(ディリラバちゃん)も惚れちゃうわよねと。
方蘭生役のマー・ティエンユーさんはかわいい+騒々しい系で、終盤には
成長したのう…と謎の感慨深さが生まれました。
「永遠の桃花」の東華帝君、ガオ・ウェイグァンさんも出てますが
本作ではめっちゃワイルドな風貌で、とても同一人物に見えません^^;
屠蘇を目の敵にする兄弟子の陵端役、イン・ハオミンさんには
なかなかに嫌な気持ちにさせられます
おかげで「海棠が色付く頃に」では登場と同時に身構えました。笑
私的イケオジさんズのおふたりは出ていませんが、イケ兄さんを発見しました。
屠蘇のお師匠さん、紫胤役のケン・チャンさん。
ちょっと野村萬斎さんに雰囲気が似てるかも。
役柄としては「永遠の桃花」の折願上神が茶目っ気もあって好きですが、
紫胤のほうがよほど神様っぽい雰囲気です。
ドラマとしては、わりと早い段階で誰がラスボスか推察できてしまうし
どんでん返し感とかはないです。
少恭の長年の恨みや、最愛の人を亡くして絶望する気持ちも分からんではないですが
無関係な人を大勢巻き込みすぎてて、同情できませんでした。
巽芳がとっとと名乗り出てれば、と思ってしまうし。
(そうできなかった理由は本人から語られますが…う~ん、、、)
屠蘇があまりにも不憫なので、晴雪に探し出されるところを見せてほしかったけど
またもや終わり方がすっきりせず
ドラマやねんから、これや!と制作側が思う結末を
どーんと出してくれたらええんやで~。