こんばんは。

 

セラピストのうさぎと申します。

御訪問下さり、ありがとう御座います。

皆さまは、周囲の方々の言動に対し、

どのような感情を抱いていらっしゃるでしょうか。

 

“それは良かったね”
“やってみて正解だったね”
“それは素晴らしい考えね”
 
というお気持ちで、受け止めていらっしゃる場合、
問題が発生しにくいのではないかな、と思います。
 
ですが、
 
“それは失敗ね”
“それはやらない方が良かったね”
“それはダメな考えね”
 
というお気持ちで、お受け止めになり・・
その想いが、お相手にも伝わりますと、
双方の心が苦しくなってしまう事が御座います。
 
それは何故でしょう・・?
 
理由のひとつに
“お相手の言動に対し、ジャッジを下してしまう”
という点が御座います。
 
ジャッジとは、判決・判定を意味します。
 
ジャッジを下す・・
それは、皆さまそれぞれの心の中に“正解”が存在する
という事も意味しております。
 
そのため、ジャッジを下すという事は、
無意識に、お相手を正そうとする・・という事にも
繋がります。
 
ですが、“お相手にとっての正解”が異なるため、
上手く行かない・・という状況に陥ってしまうのです・・。
 
*
*

何故、ジャッジを下してしまうのでしょう。
 
ジャッジを下したい・・お相手を正したい・・
その気持ちの奥には、
 
“自分の正しさを否定されたくない・・”
“自分の考えや人生を否定されたくない・・”
という想いと、
 
“自分は○○出来ないからダメ”と、
誰よりも御自分が、御自身を非難していらっしゃる心が
隠れているのかもしれません。
何方かの考えや人生をジャッジする事は・・
御自分の考えや人生を御自身でジャッジする事に
繋がってしまいます。
 
そして、
何方かの選択や考えを認める事は
自分自身の選択や考えが間違っていると認める事
・・と、考えてしまいますと、

“そんなはずがない・・!”と、心が叫びたい状態となり、
全員が自分と同じ意見になるように・・と、
頑張ってしまいますね。
 
*
*
 
常に何方かの言動をジャッジをする事で
御自分の気持ちや考えが間違っていないという確認を行い・・
その確認作業で自分自身の心の安定を保つ・・
 
それはとっても苦しいですし、
心が疲れてしまうのではないかな・・と、思うのです。
もし、ジャッジを続けてしまう御自身の心の状態を、
苦しいと感じていらっしゃる場合は、
少しずつ、心の判定員を手放す練習を致しましょう。
 
御自分が御自身を包むように、深呼吸をし・・
御自分の心の奥の声に耳を傾け、
“うん。そうだね。それで大丈夫よ。”と、寄り添う・・
その小さな積み重ねが心の判定員を手放す事に
繋がって参ります。
 
そして、
御自分と異なる考えをお持ちの方からお話を
お伺いする際は、
“お話して下さってありがとう御座います”という
感謝のお気持ちを大切に致しますと、
お相手と御自身、どちらも否定する事なく
お受け止めになる事が出来るようになって参ります・・*
 
*
*
 
あなたはあなたの想う
“素敵”を大事にして大丈夫。
 
あなたはあなたが大切にしたいものを
大切にして大丈夫。
 
何方かが、あなたと同じ状況で
別の選択をされたとしても、
あなたはあなたの選択で大丈夫。
 
何方かに出来る事とあなたに出来る事が
全て同じでなくても大丈夫。
 

争わなくて大丈夫よ。
あなたはあなたを信じて大丈夫です。
 
*
*
 
最後までお読み頂きまして、
ありがとう御座いました。