あー、遠い

今の今まで
ぼくの左に
君がいたのに...

目をあければ
ぼくの左に
誰もいない...

目を開けなければ良かった
手を離さなければ良かった
２人で懐かしい故郷に帰って
何もかもやり直せば良かった

棚に置かれた缶コーヒー
とても
とても近いね

手を伸ばして
つかんで
かたむけて
のどの奥に流し込む

戻っておいでよ
お願いだ
死ぬほど会いたい

会ってるときには気づかない
別れて
ふと一人になったことに気づいて
君があまりにも遠いところにいることに気づいて
君にしばらく会えないことに気づいて
今までは15分
これからは９時間...
君がはるかかなたに行ってしまったことに気づいて
ぼくは君がいないととても辛いことに気づいて

名もない感情がぼくを縛りつける
現実から逃げて自由になりたい

自由がほしい

散文を書き連ねて
今の混乱を表現する
文学を超えた何かにそっとさわるのだ

またすぐに会えるよね？


あー、遠い.....

東京どしゃ降りミッドナイト

雨、ざあざあと
雨、ジャブジャブと
雨、シャアシャアと
雨、雨
雨、止まらない

傘、さす
が、幅足らず
肩濡れる
カバン、濡れる

中の書類が濡れませんように

友、傘持たず
相合い傘、オスとオス
友、肩濡れる
おれ以上

拭けよ
ハンカチーフで
風邪を
ひかぬように

雨、ところどころ強し
前が見えぬほど

涙流しても
バレないね
今日は泣こう
思いっきり
けれど
泣きたいほど
悲しいこともなく

雨、八王子、弱し
蛇口をキュッと
閉めたみたい
神さま
洗濯お疲れさん



雨、雨
ちめたい
あー
目がさめた

かな？

初にちようび

穏やかな日だ。

暖かな陽光と、やーらかい風。
二日酔いで痛む後頭部。

今日は、


日曜日。


ボート見る。
戸田にて。
お花見レガッタ。

なぜなら、お友達が出ているから。

水の上を滑るように、
すいすいすぅーーい。
チラチラ反射する水の上、一筋の線をひく。

お友達のボートは、
圧勝!!
イェイ!!
クルックー♪

表彰式。
うらやましい!!
おれもほしいのだ。
金メダル。
何でもいいから、
金メダル、
欲しい。

そして、いざ代官山。
服を買う。
股下がゴク深のズボンを買う。
チャック長ぁぁぁ～い。
閉め忘れないように。

さらに、
ステーキを食う。
若干シオタランな、
ちょいセレブステーキ。
ワインを片手に。
サラダをお供に。



ハチ公、人ごみ、人ごみ。
渋谷でバイバイ。
シブヤバイ。

友は帰る。
いざ名古屋。

おれも帰る。
それ八王子。


さらばにちようび。