フジヤマ
富士山に登った
富士は灰と岩石の廃虚で、
おおよそ絵に描いたような白い冠に薄青の、
美しいボディではなかった
見渡す限りの雲海は、
雲の王国、
ラピュタ、
あらゆる想像の産物だった
富士の朽ちた山肌と、
抜群のコントラストを成していた
見渡す限り非現実
足が重くなる現実
冗談のような世界から抜け出して
フジヤマへ
日本一のフジヤマを
世界で一番へ
富士は灰と岩石の廃虚で、
おおよそ絵に描いたような白い冠に薄青の、
美しいボディではなかった
見渡す限りの雲海は、
雲の王国、
ラピュタ、
あらゆる想像の産物だった
富士の朽ちた山肌と、
抜群のコントラストを成していた
見渡す限り非現実
足が重くなる現実
冗談のような世界から抜け出して
フジヤマへ
日本一のフジヤマを
世界で一番へ