愛育クリニックでのNIPTは

1.出生前診断学級
2.個別カウンセリング
3.採血
4.採血から2週間後以降に結果
という流れ。
 
どれも原則夫婦一緒に参加しなければならないので、1は土曜日に、2・3は12w0dにあたる平日に予約を入れた。
 
学級に参加した際、個別カウンセリングに向けてのヒアリングが書かれた紙を渡された。
質問事項の1つに
「どんなことを相談したいか」
というものがあったけれど、検査を受けたいだけで相談したいことは特になかったのでどう書けばいいか分からず、とりあえずその部分は空白で提出。
 
個別カウンセリングでどんなことを話すのかもよく分からなかったし、カウンセラーという肩書きに何となく構えて当日を迎えたものの、結果的にはとても有意義な時間だったと思えた。
 
カウンセラーの方は想像とは全く違っていて、とてもサバサバしていた。
サバサバしていると言っても冷たい訳では決してなく、何というか、肝っ玉母ちゃん、という印象。
 
私たちが不妊治療を8年続けたことを聞いて、
「よく頑張った!偉い!本当に頑張った!」
と褒めてくれて。
彼女のそのサバサバした性格から心からそう思ってくれているんだろうなと伝わってきて、私は素直にかなり嬉しかった。
 
カウンセリングの中で夫と私それぞれの家系(家族構成や既往歴)についてのヒアリングもあり、ヒアリングされた内容は、カウンセラーが家系図として書き出していく。
 
流産歴についても聞かれ、化学流産も含めると今回の妊娠(反応)は六度目ということにあらためてびっくり。
実際に化学流産を複数回経験してみて、化学流産は流産扱いではないという方針?にわたしは異論はないし、長い不妊治療の中で正直記憶から薄れていた。
でも、化学流産も含めた妊娠回数を紙に書き出すと、やはり何かの要因で妊娠しづらい体質なんだろうなあとため息が出た。
 
カウンセラーからはその場では特に何も言われなかったけど、夫も同じ気持ちだったようで、
「私たちには、何か遺伝子的な問題がある可能性はあると思われるか」
ということを質問していた。
 
「可能性はあると思います」
というのが回答だった。
夫は今回の学級やカウンセリングで転座のことを初めて知ったようだったけど、私は不育症のことを調べていく中で可能性としては考えていたので、カウンセリング後、帰宅しながらそのことについて話した。
 
カウンセリングで、陽性が出たらどうするか、みたいなことも聞かれるのかと思っていたけど、聞かれることはなく。
学級での説明の補足が主体だったので、じっくり話を聞くことができてよかった。
 
このカウンセリングの時に結果を聞くための予約も入れる仕組みになっていて、ここでも羊水検査の可能性も考慮して
「そんなに急いで予約を取らなくても、週数的には大丈夫」
と言われたけれど、最短で取れる2週間後でお願いした。