いつも笑うことはできない

いつも元気でいることはできない

いつも気を配ることはできない

いつも冷静でいることはできない

いつも良いことだけを言うことはできない

いつも素直になることはできない


いつも丁寧にすることはできない


いつも正しい道を歩むことはできない


私がいつも出来ることは


あなたを心から愛することです。




今日も何気ない日々が終わった

こんなに毎日変わらないときを過ごしていると
自分がよくわからなくなってくる

悩みも一向に減らなくて
表に出せなくて
イライラすることが多くて
ある日爆発する

楽しんでいるはずだけどつまらない
本当にやりたいことはなんだっけ

いつも逃げ腰だ
何を怖れているのだろう
結果がわかっているからだろうか
またどうせそうなのだろうと呆れているのだろうか

怖いわけではない
またあの光景を繰り返すのが嫌なんだ


どうして涙をださなければいけないのか…
それを知っているのは自分しかいない…

ただその先には暗闇しかなかった

未来は理想の塊

この先に待ち受けるものが何もなくて

ただ不安だけが存在していた



その不安を隠すために小さなカケラがあった

どんなものでもよかった

私はソレを手招きした

カケラはなんのためらいもなく近づいてきた

そしてそのカケラは私が思うがままにくるくるまわった

私の不安を少し埋めた


しかしそのカケラは私に相応しいものではなかった

本当に愛していたけれど

私はそのカケラを捨てた

お前はもういらない、と……

なんのためらいもなかった



しばらく不安が表にでることはなかった

私はいつもと同じ日常を満足に過ごしていた


環境が変わったある日

私は私の不安を埋めるには十分すぎるほど大きなカケラを見つけた

そして今度は手招きはしなかった

しかし私はそのカケラに近づいてくるよう念じた

とてもゆっくりゆっくり


そのカケラと私は次第に距離を縮めた

あともう少しというところで

私はそのカケラが本当に大きいことを知った

今度も私には相応しくないのだろうと思い

私は自分からそのカケラを弾き飛ばした

私は私にぴったりのカケラが欲しかったから……



そして私は自分に一番ぴったりくるカケラを探すために

今度はじっくりカケラ一つ一つを眺めることにした




【次回につづくかも】