“なぜ働くの?”と聞かれたら | ナミのブログ

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老人も、仕事取り上げるとボケちゃうっっていうし・・・
わかるんだけどね~
働くの疲れる。

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改めて“なぜ働くの?”と聞かれたら

子どもに「大人はなぜ働くの?」と聞かれたら


(リンク先の記事より↓)有名なニュース☆

老人たちが葉っぱを売ることで手に入れたもの

 地域の老人たちは、それまで仕事もなく、暇を持て余しては昼間から酒を呑み、縁側に集まって愚痴や他人の悪口ばかりを言っていた。山間の過疎の町に市内から働きにやってきた、ある若者は、彼らはこうしてそのまま死んでいくのだろうかと思ったという。

 数年後に老人たちは、この若者が持ちこんだ仕事を始めることで、愚痴や悪口を言っている暇などないくらい忙しく働き、生き生きとした余生を過ごすことになった。マスコミに何度か取り上げられていたので、ご存じの方も多いだろう。徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」の話だ。

 町の人口はわずか2000人で、2人に1人は65歳以上という、近い将来の日本の縮図のような高齢者の町。「葉っぱ」とは、懐石料理を華やかに彩る“つまもの”のことだ。

 ただの葉っぱを育てて売ることで、年収1000万円を稼いで家を新築したお婆ちゃんばかりが注目されているが、私は暇を持て余していた老人たちが仕事を得て、生き生きと暮らしている姿に注目している。

 町はかつて林業、さらにみかん農園と次々と地場産業を失い、働き手である息子たちは出稼ぎのために町を去っていった。老いた年寄りにできる仕事はない。自らも働いて家族の収入を少しでも支えたいが、細々となら自分たちで暮らせないことはない。すでに働く義務は果たしている。老人たちは“必ずしも働く必要はなかった”。

 彼らは働くことで何を手に入れたのか。お金も手に入れた。人によっては子どものために家を新築した人までいるという。それが羨ましくて葉っぱビジネスに参加した人もいた。しかし彼らが手にしたものは、お金以上に「生きがい」ではなかっただろうか。生きがいは毎日に笑顔を生み、彼らを健康にした。

 その若者(当時)、横石知二さん(葉っぱビジネスの会社、株式会社いろどり社長)がかつて町の方々で目にした、愚痴や他人の悪口ばかりを言う老人たちの姿は見かけなくなった。彼らは働くことで、働かないで余生を過ごすよりも、何倍も有意義な時間を過ごすことになったのだ。

 町には活気が溢れ、子どもや孫たちまでもが手伝いに帰ってきてくれるようになった。年金生活者だったお年寄りたちが、自ら稼いで税金を納めている。元気な人が増えて介護保険の適用が減っているそうだ。
単純に見える仕事も、突き詰めればその価値が見えてくる

 横石さんという希有な情熱家がいたからこそ、上勝町が生き返ったのは間違いないだろう。ぜひ同氏の著書『そうだ、葉っぱを売ろう!』(ソフトバンク クリエイティブ刊)他を読んでみてほしい。

 横石さんの活躍で有名になった葉っぱビジネスだが、他の地域の人たちも十分に参考にできると私は思う。それぞれの町にとっての葉っぱビジネスは何かを発見し、みんなで力を合わせて取り組めば、第二第三の上勝町は生まれるのだ。

 大切なのは、ただ葉っぱを集めて売るだけの仕事と考えるかどうかだ。老人たちは当初、「葉っぱを売るなんて、地元を馬鹿にしているのか」「葉っぱが売れたら苦労はしない」と、横石さんを非難したという。

 「こんな仕事」と思って切り捨てるか。やってみなければわからないと考えてまずはやってみて、工夫してみるか。そうしてお客様の求めるものを探り、よりいいものをめざしていくと、喜ばれて商品は売れ、見合った対価までいただくことができるものだ。

 食で四季を味わう懐石料理は、日本人の心を豊かにしてくれる。葉っぱを売るだけの仕事の価値は、俯瞰してみれば決して小さくない。健康で自然と調和した日本食は海外でも注目を集めている。元気に笑うお年寄りたちが採った葉っぱが、世界の人々を感動させる日も遠くないだろう。

 「こんな仕事」が日本中の人、世界中の人を幸せにし、自分自身の生きがいになることを、葉っぱの町の先輩たちが教えてくれているように私は思う。