先日特急サザン号の座席指定車に乗車しましたので、レポートしたいと思います。


  ​特急サザン号の概要

特急サザン号はなんば駅と和歌山市駅・和歌山港駅を結ぶ特急列車で指定席(乗車券の他に500円の座席指定券が必要)と自由席(乗車券のみで乗車可)の2種類の座席があるのが特徴です。


和歌山港発着の列車は和歌山港で徳島港発着の南海フェリーと接続しており、フェリー連絡列車としての役割も果たしています。



  ​特急サザン号(座席指定車)の車両

特急サザンには10000系と12000系という2種類の車両が使用されています。


(10000系)

こちらが10000系です。

南海本線を代表する車両のひとつです。


(12000系)

こちらは12000系です。2011年に導入された新しい車両です。


10000系は5編成、12000系は2編成在籍していますので、10000系の方が来る確率が高いということになります。なお土休日は12000系のダイヤが固定されるため狙って乗車する事も出来ます。


今回は10000系の方に乗車しました。



  ​乗車記


(今回乗車した10000系)

座席指定車は和歌山港方4両ですので、なんば行きは後4両という事になります。


(10000系車内)

座席はリクライニングシートですので非常に快適です。和歌山市発車前にアテンダントさんが回ってこられましたが、今回はネットで予約しましたので特に検札はありませんでした。

乗車したのは日曜日の夕方ですが、車内は空いていました。


(足置き)

一部車両を除き、足置きが設置されています。

非常に快適ですが、旧型車両ですのでコンセントはありません。



(車窓)

和歌山県内は山間を走ります。

和歌山大学前~孝子間のトンネル内は少し電波が悪くなります。


(大阪湾)

途中、箱作付近では大阪湾や関西国際空港を眺める事が出来ます。南海本線で一番眺めが良いのはこの辺りかなあと。


(大和川)

途中、快適すぎてウトウトしてしまいました(笑)

大和川を渡ると大阪市内に入ります。


(天下茶屋駅)

和歌山市駅を出て約53分で天下茶屋に到着しました。特急サザン号はなんばまで行きます。


阪急線方面へは天下茶屋で、環状線・大和路線方面へは新今宮で、それ以外はなんばまで乗車するのがオススメです。



  ​感想

500円で快適に過ごせるのは非常に有難いです。リクライニングシートとロングシートでは体への負担が全然違いますからね。

特に和歌山県内から大阪市内まで行くような比較的長距離乗車する時には座席指定車がオススメです。


以上、特急サザン座席指定車(10000系)の乗車記でした。


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