今回は阪堺電気軌道の恵美須町駅の訪問記です。
(訪問日:2024年4月3日)
今回は2020年1月31日まで使用されていた旧駅舎についても記述します。
恵美須町駅(阪堺)の概要
恵美須町駅は1911年に開業した大阪市浪速区にある阪堺電気軌道阪堺線の停留場です。
車両の行先表示等には「えびす町」と表示されます。
駅構造
(駅出入口)
駅出入口は堺筋に面した場所に、ホームは堺筋から少し奥まった場所にありますが、入口には目立つ看板が掲出されています。
(ホーム)
1面1線の構造です。
新ホームは完成してまだ4年程ですので非常に綺麗です。見た感じ有効長は2両分あります。
駅設備
・飲料自動販売機
・Amazon受け取りボックス
旧駅舎
(旧駅舎)
旧駅舎、ホームは現在使用しているホームの約100メートル北にありました。始発駅に相応しい立派な駅舎で、飲食店も入居していました。
(旧ホーム)
3面2線の構造でした。
平野線が運行されていた頃は3線あったようです。
列車本数
最大毎時3本、日中は28分間隔で運行されています。定期列車は全てあびこ道行きで堺市内方面へは乗換が必要となりますが、多客期に稀に浜寺駅前行きの臨時列車が運行されます。
利用者数
2012年度の1日の乗降客数は1027人でした。
コロナ前2019年度は621人と減少傾向にあります。
乗換駅
Osaka Metro堺筋線:恵美須町駅
駅周辺
駅周辺は通天閣や飲食店が多数ある新世界があります。また日本橋の電気街も徒歩圏内の距離にあります。
延伸構想
事業化はされていない構想レベルの話ですが、堺筋を通って難波高島屋付近まで延伸させる構想があります。個人的には、難波や梅田まで延伸した方が当然乗客は増えると思いますので、延伸した方が街のためにも良いのかなと思います。
今後の展望
前述の通り、大阪市内有数の観光地である通天閣や新世界が駅からすぐの場所にあります。
訪日外国人を初めとした旅行客に知ってもらう事が出来れば利用者も増えるのかなと思います。
以上、恵美須町駅(阪堺線)の訪問記でした。