今回は、西代駅の訪問記です。
(訪問日:2024年1月24日)
西代駅の概要
西代駅は1910年に開業した神戸市長田区にある山陽電気鉄道本線の駅です。
当駅が山陽電鉄と神戸高速鉄道(運営は阪神電鉄)の境界駅となっています。駅業務は山陽電鉄が行っています。
駅構造
(駅舎)
現在の駅舎は1995年に地下化された際に建設されたものです。地下駅ですので、階段またはエレベーターで地下に降りる必要があります。
(駅ホーム)
2面2線の構造となっています。
元町方に下り線→上り線の渡り線があり、当駅で折り返しが可能な構造となっています。
この渡り線は輸送障害発生時に極稀に使用されることがあります。
列車本数
普通・S特急・特急・一部の直通特急が停車します。
朝ラッシュ時は最大毎時9本の列車が停車します。
日中の上り列車は、阪神梅田行き直通特急が毎時2本、阪神梅田行き特急が毎時2本、阪急神戸三宮行き普通が毎時2本停車します。
日中の下り列車は、姫路行き直通特急が毎時2本、須磨浦公園行き普通(阪神線内特急)が毎時1本、姫路行き普通が毎時2本停車します。
阪急線方面へは新開地駅または高速神戸駅で、阪神なんば線・近鉄線方面へは神戸三宮駅(阪神)または尼崎駅で乗換となりますが、いずれも上下移動を伴わない乗換となっており非常に便利です。
利用者数
コロナ前2019年度の1日平均乗車人員は山陽電鉄が1008人、阪神電鉄が3219人でした。
【出典】Wikipedia「西代駅」2024-1/17 11:50版
主要駅への所要時間
神戸三宮駅:約15分
阪神梅田駅:約49分
大阪難波駅:約57分
阪急梅田駅:約42分
阪急宝塚駅:約49分
阪急伊丹駅:約49分
京都河原町駅:約1時間30分
山陽姫路駅:約1時間
山陽網干駅:約1時間17分
近鉄奈良駅:約1時間35分
近鉄名古屋駅:約3時間15分(難波から近鉄特急)
鳥羽駅:約3時間5分(難波から近鉄特急)
粟生駅:約1時間20分(神戸電鉄経由)
三田駅:約1時間15分(神戸電鉄経由)
駅周辺
山陽電鉄本社の最寄り駅となっています。
駅周辺は一軒屋や集合住宅が多いです。
バス路線
神戸市営バスの路線、二葉町と病院前(神戸リハビリテーション病院)を結ぶ路線(17号系統)が毎時1~2本、神戸駅と新長田駅を結ぶ路線(95号系統、96号系統)がそれぞれ毎時1~2本、西代バス停より発着しています。
乗換駅
JR西日本 JR神戸線 新長田駅(徒歩約10分)
一言
前述の通り、当駅は会社境界駅ですが一部の直通特急が通過します。私鉄で会社境界駅を通過する列車があるのは比較的珍しいですね。
なお停車する列車であっても乗務員交代は当駅では行わず、山陽電鉄の運転士さん・車掌さんが神戸三宮または高速神戸まで乗務されます。