今回は、西舞鶴駅の駅訪問記です。



  ​西舞鶴駅の概要

西舞鶴駅は京都府舞鶴市にあるJR西日本と京都丹後鉄道の駅で、舞鶴市の代表駅となっています。


  ​駅構造


(駅舎)

非常に立派な駅舎です。駅舎は丹鉄とJR共用となっています。丹鉄改札口は1階、JR改札口は2階にある他、JRと丹鉄の連絡改札も設けられています。


(ホーム)

JRは2面3線+ホームのない留置線1線、丹鉄は1面1線の構造となっています。

駅舎側から丹鉄乗り場、JR4番乗り場、3番乗り場、2番乗り場、留置線(1番線)となっています。


舞鶴線と丹鉄宮津線は線路が繋がっており、東舞鶴発四所行きの定期回送列車も運転されます。


  ​列車本数

舞鶴線は普通列車と特急列車が停車します。

2021年春までは舞鶴線で快速が運転されており、当駅にも停車していました。

東舞鶴方面は普通列車は概ね毎時1本あり、朝5:25発の列車は当駅始発で小浜線 敦賀まで直通します。

数本当駅-東舞鶴間のみ運転の列車も存在します。

特急「まいづる」は概ね2時間に1本運転され、現在は全て東舞鶴行きとなっています。


京都・福知山方面は普通列車は概ね毎時1本が確保されており、朝夕は毎時2本運転される時間帯もありますが、日中は2時間ほど間隔が開くことがあります。

多くは福知山まで直通しますが、一部は綾部駅までの運転となっています。

特急「まいづる」は概ね2時間に1本運転され、全て京都行きとなっています。


丹鉄宮津線は普通列車のみの運転ですが、全ての時間帯において毎時1本確保されています。


  ​貨物取扱

1984年までは当駅で貨物の取扱があったようですが、現在は名残や跡形もありません。

また1985年までは当駅から舞鶴港線が分岐していましたが、廃止されています。

今考えると非常に勿体ない話ですが、国鉄末期の国鉄の経営状態や社会情勢を鑑みるとやむを得ないですね。


  ​利用者数

JRは1999年度は1411人の1日平均乗車人員がありました。2017年度は1487人と微増しています。

丹鉄(北近畿タンゴ鉄道)は、1999年度は578人、コロナ前2019年度は361人と20年で約4割の減少ですが、年度ごとにバラツキが多く観光客の数等に左右されていそうです。


【出典】Wikipedia「西舞鶴駅」2023-8/15 19:42版


  ​バス路線

京都交通のバス路線が運行されており、特に西舞鶴と東舞鶴を結ぶ路線は比較的本数が多くなっています。

また、本数は少ないですが真倉駅や大江駅までを結ぶバスも運行されています。


以上、西舞鶴駅の紹介でした。


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